筑波書房ブックレット<br> FTAとタイ農業・農村

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FTAとタイ農業・農村

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  • サイズ A5判/ページ数 63p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784811902524
  • NDC分類 611.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

世界最大の米輸出国であるタイの農業・農村が、WTO下の日・タイ二国間貿易協定交渉を前に、いかなる状況下が作り出されようとしているか。

はじめに
1 タイの政治経済変動と農業・農村
(1) 学生革命からの30年
(2) 工業化・経済成長の背景と条件
(3) 工業化の基礎を支えた農民たち
(4) 工業化が農業にもたらした変化
(5) バーツ暴落とIMF管理体制
(6) タクシン愛国党政権の農村・農民対策

2 タイの稲作農業をめぐる変化
(1) 世界最大の米輸出を支える条件
 ・不安定な生産基盤
 ・取引条件の問題点
 ・政府による米政策
(2) 国際米市場の競争激化
 ・15年ぶりの価格暴落
 ・アジア各国における米自給政策
 ・アメリカとタイの米輸出競争
 ・タイ政府もダブルスタンダードに学ぶ

3 日本の食卓とタイ農村の結びつき
(1) 「日本の調理場」めざす取り組み
(2) 広がる契約農業と環境問題
(3) トウモロコシからブロイラーへ
(4) 内陸部でのエビ養殖解禁をめぐる政治問題

4 日・タイFTA交渉のなかで

内容説明

本書は、世界最大の米輸出国であるタイ農業が、WTO下の日・タイ二国間貿易協定により、いかなる状況が作り出されようとしているかを明らかにするものである。

目次

1 タイの政治経済変動と農業・農村(学生革命からの30年;工業化・経済成長の背景と条件;工業化の基礎を支えた農民たち ほか)
2 タイの稲作農業をめぐる変化(世界最大の米輸出を支える条件;国際米市場の競争激化)
3 日本の食卓とタイ農村の結びつき(「日本の調理場」めざす取り組み;広がる契約農業と環境問題;トウモロコシからブロイラーへ ほか)
4 日・タイFTA交渉のなかで

著者等紹介

山本博史[ヤマモトヒロシ]
1937年愛媛県生まれ。1960年東京教育大学文学部卒業。1965年東京教育大学大学院文学研究科(社会学)修士課程修了。1962年より全国農業協同組合中央会教育部・経営監査部・国際部勤務。1984年より国際協力事業団(JICA)専門家としてタイ国農業協同組合振興プロジェクトに参加。1988年財団法人協同組合経営研究所、1994年同常務理事。1999年博士(学術)取得。現在は、東洋大学国際地域学部講師
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感想・レビュー

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WS

0
タイ経済の流れ、タイの稲作の変化、日本の食とタイの農村のつながりを勉強できた。地理で学んだタイ農業の特徴は実は一部でしかないことは、自分自身、視野を広げなければと感じた。タイが日本に輸出している低価格のエビや鶏肉は、実は裏ではタイでの低賃金や環境汚染を招いている事もわかった。内陸に海水を運び養殖池を作る、これが周辺農地の塩害に繋がる、などの環境問題が存在する。日本では低価格で歓迎されている(?)こういう食品が一方では不幸を招いている。この状況の解消のためにフードシステムの勉強も積極的にしていきたい。2016/03/04

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