出版社内容情報
輸入農産物の安全性について、その主な生産地である中国の農業生産の実情や、中国の日本向け農産物輸出システムを中心に検討していく。
1 はじめに
2 中国農業の生産過剰と輸出振興
(1) 中国農業の現状
1.食糧作物の生産動向
2.生産過剰と転作
3.生産過剰の他作物への波及
(2) 生産過剰と農民所得の停滞
3 日本の農産物輸入の増大と食料自給率
4 中国の日本向け農産物輸出の増大
5 日本向け輸出野菜における残留農薬問題の発生と対応
(1) 輸入野菜における残留農薬問題の発生
(2) 中国における農産物の安全問題
(3) 食品安全確保のための行政管理体制の強化
(4) 残留農薬問題にたいする農産物産地、農家、企業の対応
6 輸入増が日本農業に与える影響と今後の対応
目次
1 はじめに
2 中国農業の生産過剰と輸出振興
3 日本の農作物輸入の増大と食料自給率
4 中国の日本向け農作物輸出の増大
5 日本向け輸出野菜における残留農薬問題の発生と対応
6 輸入増が日本農業に与える影響と今後の対応
著者等紹介
大島一二[オオシマカズツグ]
1959年長野県生まれ。日本大学農獣医学部卒、東京農業大学大学院博士後期課程満期退学。1991年博士(農業経済学)学位取得。専門は農業経済学、とくに中国を中心とした東アジア農村地域の経済開発論。現在東京農業大学国際食料情報学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。