内容説明
生きのびるため、危険から逃れてよその国へ。知らなかった世界のリアルがわかる本。
目次
第1章 難民って、なに?(ナチスドイツによるユダヤ人迫害;難民って、なに?;世界人権宣言と難民条約 ほか)
第2章 難民のいる世界(1億人が家に帰れない;UNHCRと緒方貞子さん;難民キャンプって、どんなところ? ほか)
第3章 難民と日本のわたしたち(日本にも難民が来ている;逃げてきた人は、どうする?どうなる?;難民として認められなかったら? ほか)
著者等紹介
木下理仁[キノシタヨシヒト]
青年海外協力隊(スリランカ)、かながわ国際交流財団職員、東京外国語大学ボランティア・コーディネーターなどをへて、現在は、かながわ開発教育センター(K‐DEC)事務局長、東海大学国際学部非常勤講師、オンライン・ワークショップ「TAKOトーク」のコーディネーターとして活動中。趣味は落語(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Twakiz
35
イラストやルビで子供向けの装丁ですが自分のような無学な大人にも有用でした。不勉強でUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とか存じ上げませんでした。良くも悪くも日本は長く単一民族で外国人が大勢共存する文化ができていない。ウクライナからの避難民を受け入れることは多くの日本人がYESと答えた一方で、名古屋の入管での事件もありましたし、これからの日本の国の在り方にもつながるトピックですね。政治的亡命はさておき戦争で子どもたちが難民になる等という事案が世界中から無くなりますことを。2023/05/08
ルイ
0
定義や背景について噛み砕いた文章で読みやすい 断片的にしか知らなかった「難民」に対するおぼろげなイメージがハッキリしたものになった 入管での事件やウクライナ避難民の受け入れがあった昨今、いいかげんそろそろ他人事で済ましちゃいけない時代になってると思う2023/08/15
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