内容説明
漢字は三千年の記憶をその形にとどめている。謎解きのように現れる28のシーン、文字が古代を語りだす。白川静文字学をもとに描く漢字絵草紙。
目次
空から白い羽根が舞い落ちる
男が、魚に涙を落とす
女の背後に鳥が寄りそう
後ろに心をのこす
たて糸に、よこ糸を通して布を織る
透かし織りの布のむこうに見えるもの
後ろから乗りかかるように抱きつき…
文字掌話「呑」と仙術―呑雲吐霧のはなし
火を手に持ち、水底を照らす
火で廟中を照らす長老の姿〔ほか〕
著者等紹介
金子都美絵[カネコツミエ]
1963年生まれ。画工(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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