内容説明
「なんでオレが怒られるんだ。決まりって、なんなんだ!?」つぎつぎと起こる事件を解くカギは、ルール(法律)の使い方と、たしかな理由。どの言い分にも理由があるんだ。なるほどパワーで「罪と罰」を考える。
目次
第1話 走って走ってケガさせて―どうして人に罰を与えるんだろう?(爆走するウサギとサル;暴走ゴリラとケガするおじいさん;ゴリラの刑はどうやって決める?;解説 刑法は取り扱い注意の法律)
第2話 ゲーム機をとりもどせ!―とちゅうでやめても共犯者なの?(いっしょにやったら共犯だ;とちゅうでやめても共犯か?;共犯はなぜ「いっしょに処罰される」のか;解説 処罰するには根拠が必要)
第3話 校則に書いてないのに怒られた―法律に書いてないけど処罰する、は許される?(書いてないことはやっていい?1 学校の決まりの場合;書いてないことはやっていい?2 刑法の場合;刑法と学校の決まりの違い 刑罰のつらさ;解説 罪刑法定主義となるほどパワー)
第4話 あいつが先に手を出したのに!―正当防衛のしくみと限界(どこまでやったら、やりすぎ?;サルとゴリラの大ゲンカ;正当防衛は、なぜ許されてる?)
著者等紹介
仲道祐樹[ナカミチユウキ]
1980年、大分県生まれ。早稲田大学社会科学部准教授。博士(法学)(早稲田大学)。大学では、「刑法総論」や「刑法各論」の授業を担当。刑法の基礎原理や、刑罰を使うことのできる限界について研究している
山中正大[ヤマナカマサヒロ]
イラストレーター。福岡県出身。愛知県立芸術大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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