内容説明
男女の脳に違いはあるの?AIは脳を超えられる?…天才も凡人も、脳の潜在能力はまったく同じ。人気児童文学作家×プロフェッショナル、疑問を探究するノンフィクションシリーズ。
目次
考えるって、どんなしくみ?
脳では何が起こってる?
私と頭、どっちがご主人?
脳は世界をどうやって感じる?
脳のなかでの役割分担って?
他人の考えを理解するには?
記憶って、なんだろう?
恐怖とつきあう方法は?
アイデアはどこからやってくる?
なぜ、眠らないといけないの?〔ほか〕
著者等紹介
バッカラリオ,ピエルドメニコ[バッカラリオ,ピエルドメニコ] [Baccalario,Pierdomenico]
児童文学作家。1974年、イタリア、ピエモンテ州生まれ
タッディア,フェデリーコ[タッディア,フェデリーコ] [Taddia,Federico]
ジャーナリスト、放送作家、作家。1972年、ボローニャ生まれ
毛内拡[モウナイヒロム]
脳神経科学者、お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系助教、博士(理学)。1984年、北海道生まれ
有北雅彦[アリキタマサヒコ]
作家、演出家、翻訳家、俳優、進路指導講師。1978年、和歌山県生まれ。映画や文学などのイタリア文化を紹介する会社「京都ドーナッツクラブ」所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
16
良書。コンビニに売ってるニュートンの別冊ムックより役に立つ。小学校高学年、中学生を対象としたイタリア発のシリーズ、易しすぎない表現とナビゲーターの女の子のイラストのリアルなお姉さんテイストが絶妙。「偏見とは理性をくもらせて錯覚を起こすもの、深く考えることをサボった当然の結果」。ほんこれ。2023/06/21
ナツラブ
0
小5に読み聞かせに行った時に、どうして読書を薦めるのかをこの本をネタに話してみた。「みんなは何歳?え、11歳~!よかったー、まだ間に合うわぁ!色々な体験が脳を作ってるみたいよー、それも10歳あたりの今!でも実際にはすぐに月には行けへんし、戦国時代にも行けへんけど、本の中なら今日にでも体験できるやん!だから読書をオススメするのよー。脳にいいみたい。残念ながら私はもうおばちゃんやから間に合わへんけど、みんなは間に合う!」と。最後のフレーズにみんなの目がキラッと光ったように思えたのは気のせいではないと思うな。2023/06/12