出版社内容情報
〈ただの人〉が社会を変えていく! 全国のまちづくりを世話する著者が各地の実践を紹介。元気の出るまちづくり、親たちの手による学校改革、仕事を〈快労〉にする秘訣、市民主導の市長選。停滞ムードを蹴っ飛ばせ!
序章 〈弱さ〉を絆に、トラブルを糧に
〈まちづくりワークショップ〉が始まった
べてるの家の経営理念、誕生
〈弱さ〉を絆に自立をうながす場
1章 まちづくりから地域が変わる、学校が変わる
大潟町・松林再生物語
素人学校応援団、動く
2章 〈ただの人〉が社会を変えていく
新潟発『夢のある学校づくり』
全国へ広がる〈地域の茶の間〉の輪
小さな力こそが社会を変えていく
3章 仕事に〈快〉をつくりだす人びと
共同作業が創造性を引きだす
〈一人一研究〉でだれもがクリエイター
山、牛、大地とともに悠々自適の貧乏生活
4章 冷たい経済から暖かい経済へ
競争から降りるもうひとつの道
加茂市・若手職人たちの地場産業プロジェクト
終章 市民発、政治も選挙も自分たちの手で
社長業から一転、まちづくりへ
選挙を市民の手にとりもどす
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うりぼう
44
この本は、折り目が20ヵ所。気になる所のページの角を折る。コメントの参考に読み返すため。通勤時はラインが引けない。映画「降りてゆく生き方」の原作であり、著者も映画に出演。14日(日)午後に上映。変革には、強い意志「志」がいるのである。「志」は真に必要とする所に宿る。本気させるのは、弱く、小さく、遠いところが最適。必要は発明の母。「安心してサボれる会社」「管理しない学校」「雑音の中の熟睡」「営利から営義へ」「妥協しない趣味」「物価から心価」「心配しない耐貧性」「負け続ける選挙」そして「慢心からの別離」である2010/03/03
はれ ときどき まめ
1
買って再読すべし。2014/02/16
Sanchai
1
人から勧められて読んでみた本。清水氏の功績をある程度理解した上で読むのであれば、本書で清水氏が関わった全国各地の取組みを読むのは面白いだろう。相当優れたファシリテーターであったことがわかる。ただ、清水氏なかりせば、こううまくいかなかったのではないかと思われる事例が多い気もした。いつでも自分が困った時に誰かが助けに現れるというわけでもないし。2012/07/16
キリ
1
日本スタイルの参加型開発。2011/08/15
sabato
1
タイトルからも何かものすごく巨大で熱い、マグナを感じます。「勝つことよりも、つながること」