出版社内容情報
戦争開始の大義は消え失せて、憎悪の反復応酬と子供たちのこころとからだの傷だけが残っている――。イラク、パレスチナなどの中東をはじめ各国の“紛争地”に生きるひとびとの、日々の暮らしを取材し続ける著者による93点に及ぶ写真を、解説とともに紹介し、わたしたちに問いかける。
著者等紹介
豊田直巳[トヨダナオミ]
フォトジャーナリスト。1956年、静岡県生まれ。イラク、パレスチナなどの中東をはじめ、アジアやバルカン、アフリカなどの“紛争地”に生きる人々の、日々の暮らしを取材。週刊誌、月刊誌をはじめ、新聞やテレビでも作品を発表。平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞(2003年)。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)会員
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