出版社内容情報
1947年パレスチナは分割され、翌年イスラエル国家が成立した。
国際政治の策謀と思惑の交錯する中で何が起こり、何が見捨てられたのか。国際社会はどのように関与したのか? 地球上最もホットな発火点の基本図書。
内容説明
1947年パレスチナは分割され、翌年イスラエル国家が成立した。国際政治の策謀と思惑の交錯する中で何が起こり、何が見捨てられたのか。21世紀初頭、地球上最もホットな発火点パレスチナ問題の根源を衝く基本図書。
目次
英米合同調査団の結成とその後の展開
国連におけるパレスチナ問題の討議
UNSCOPの報告書作成の経過と問題点
アド・ホック委員会の討議と分割決議の成立
ソ連の分割案支持への転換とその背景
レークサクセスの奇跡と分割決議の問題点再考
武力衝突の発生とアラブ・ユダヤの動向
動乱下のパレスチナとアメリカの対応およびイスラエルの独立宣言
四八年戦争
パレスチナ難民問題〔ほか〕
著者等紹介
木村申二[キムラシンジ]
1924年、東京生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒。三井銀行(現三井住友銀行)支店長、研修所長、昭和飛行機工業取締役、室町殖産監査役、ホウライ顧問、さくら総合研究所客員研究員を経て、現在、雑誌『アラブ』(日本アラブ協会刊)編集委員
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