出版社内容情報
「イラク攻撃」が「イスラーム攻撃」と見なされるのはなぜか?
イスラームの歴史を知るなかで、日本の自衛隊が多国籍軍の一員としてイラクに派遣されることの意味を考える。
内容説明
「イラク攻撃」が「イスラーム攻撃」と見なされるのはなぜか?9.11はイスラームのアメリカ攻撃なのか。
目次
コーランは「六法全書」である
預言者(ムハンマド)は神と社会の間でさまよう
イスラーム・セクトは日本仏教と同様に多種多彩
世界各地のイスラーム世界
イスラームの思想構造を掘り下げる
イスラーム・タブー物語
日本から見えないイスラーム社会の鳥瞰図
近現代のイスラーム世界史がいまにつながる
イスラームと他の世界宗教はここが違う
いまなぜイスラーム原理主義がこんなに台頭してきたのか
イラク危機とその軌跡の重要性
文明史から見たイスラーム世界の変貌
著者等紹介
小滝透[コタキトオル]
1948年、京都生まれ。金沢大学法文学部中退。サウジアラビア王立リヤード大学アラビック・インスティチュート卒業
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