パレスチナ選書
冷戦下・ソ連の対中東戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 534p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784807401093
  • NDC分類 319.380
  • Cコード C0031

出版社内容情報

戦後中東世界は、米ソ冷戦構造の中で常に「中東危機」として現出してきた。本書は、アメリカの覇権に対抗すべく、ソ連がいかにして中東に影響力を構築しようと腐心したのか、ソ連崩壊後の今日、その成功の一端と挫折の軌跡をたどり、改めてソ連の台中東戦略の歴史を検証する。

内容説明

戦後中東世界は、米ソ冷戦構造の中で常に「中東危機」として現出してきた。本書は、アメリカの覇権に対抗すべく、ソ連がいかにして中東に影響力を構築しようと腐心したのか、ソ連崩壊後の今日、その成功の一端と挫折の軌跡をたどり、改めてソ連の対中東戦略の歴史を検証する。

目次

ソ連の対中東政策の意思決定過程―スターリンからブレジネフまで
大戦直後の期間‐イラン・トルコ・パレスチナ
ソ連・エジプト関係
一九六七年の六日戦争
一九六七年‐七三年の戦間期
一九七三年のヨム・キップール戦争
アラブ・イスラエル紛争解決の問題
パレスチナ人とPLO
一九八二年のレバノン戦争
ソ連とシリア
ソ連とイラク
ソ連とイラン
ソ連とイスラム
中東のアラブ共産主義
マルクス主義国家南イエメンとアラビア半島
ソ連とトルコ
ゴルバチョフの中東政策

著者等紹介

木村申二[キムラシンジ]
1924年、東京生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒。三井銀行(現三井住友銀行)支店長、研修所長、昭和飛行機工業(株)取締役、(株)ホウライ顧問、さくら総合研究所客員研究員を経て、現在、雑誌『アラブ』編集委員。『シャーロック・ホームズ鑑賞学入門』で93年度日本シャーロック・ホームズ・クラブ大賞奨励賞受賞

花田朋子[ハナダトモコ]
東京外国語大学ロシア語科卒、野村総合研究所勤務、在ベラルーシ日本大使館専門調査員、専攻はロシア政治史

丸山功[マルヤマイサオ]
1929年、長野県生まれ。東京大学経済学部経済学科卒。三井銀行(現三井住友銀行)ブラッセル支店長、銀座支店長、三井造船(株)取締役、(株)タオ・インターナショナル会長を歴任
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