出版社内容情報
卵をオスに産み渡すハナタツのメス、
孵化まで口の中で抱卵する魚、
卵を1ヶ月間抱え育てるカニ、
魚の頭に寄生し繁殖するカイアシ類、
岩に花弁状に産みつけられた巻貝の卵塊、
2匹が交互に交尾するウミウシと、
生殖器を突き刺すべく絡み合う雌雄同体のヒラムシ……。
海の小さな生き物たちの、求愛と交接、産卵・孵化から保育、そしてクローン繁殖まで。
想像を超えた驚きの繁殖行動を、オールカラーの生態写真で紹介する。
内容説明
海の小さな生き物たちの、求愛と交接、産卵・孵化から保育、クローン繁殖まで。想像を超えた驚きの繁殖行動をのぞいてみよう。
目次
0 プロローグ(海洋生物の分類;生物の部位と名称;火山島の陸から海への流れ ほか)
1 魚たちの繁殖(魚たちの生息環境;イソギンチャクに隠れ卵を守るクマノミ;クマノミの卵の発育と孵化 ほか)
2 多様な生物たちの繁殖(節足動物たちの生息環境;環形動物・軟体動物・扁形動物;棘皮動物・海綿動物・毛顎動物・尾索動物(ホヤ綱)・内肛動物・刺胞動物)
著者等紹介
星野修[ホシノオサム]
1966年新潟県生まれ。都内にてデザイナーとして7年間勤務後、1993年に伊豆大島へ移住。水中ガイド業務に従事し、2004年に独立。チャップ代表。毎日フィールドに通い、年間500本以上の潜水観察と撮影に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。