フランス父親事情

個数:

フランス父親事情

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806713418
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0036

内容説明

恋愛も、子育ても、仕事も…すべてを手に入れようと闘ってきた女たち、男たち。その多くが気づき始めている。父性のない社会は生きにくいということに。結婚制度を乗り越え、恋愛も子づくりも思いどおりになると信じた男女がはまった深い罠から、フランス社会はどのように抜け出し、高い出生率(2.0!)を保持しつつ、父親への考察を深めているのか。赤ちゃんの半数が非婚カップルから生まれる現状から、父性の再評価まで、父親たちへのインタビューを通して浮き彫りにされる、フランスの男たちが抱える、苦悩と歓び。

目次

1章 パパになった
2章 父性をめぐる現代史
3章 あんなパパ、こんなパパ
4章 神と精神分析
5章 父性をめぐる西欧史
6章 男ってなんだ?
7章 「父親学」の現在

著者等紹介

浅野素女[アサノモトメ]
1960年生まれ。上智大学フランス語学科卒業。フランスの家族制度が激動してきた二〇余年間をパリで暮らす。二児の母。ジャーナリスト、エッセイスト。新聞、雑誌、ラジオを通じ、フランス社会の「いま」を日本に伝える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュースの素

4
父親になる事は簡単だが、父親でいる事はなるほど難しい。日本にはまだ家制度が深くあり、ある意味規制されているが、フランスでは結婚せずに家庭の形を作るカップルが半数近くもいるそうで、その事とも関連する。オムツ替えやミルクを与えれば即父親かと言えば違うようだ。母子手帳の他にフランスには父親手帳もあるそうで、一役買っているとか。 でも、難しい この問題。2015/01/04

takao

2
ふむ2022/07/18

allegro

2
著者が何かというかフェミニストの視線と闘っている感じが気になりはしたけど、フランスの社会がどんな感じかて言うのが知れるのが良い感じ。 個人の幸せを重視し、そこで子供の権利を注視すること。そのためにいろいろな試行錯誤を社会としてる。行動するからこそ失敗も成功もある。そこにあるシステムが僕にとって良いかはわからないけど、子と言うことを考えたら結構良いように見える。 ぼくの感じる日本の場合は、形式を美とししきたりを重視すること、な感じ。でそれはつまり保守的であるってことで、それは気をつけないと非寛容・不寛容2010/12/11

Ingi

2
先進国で頭一つ抜ける出生率の国、フランス。未婚カップルの子が半数を占める社会のリアルな声を聞き取ってまとめられたこの本は、出産を考える年齢の私にはとても興味深かった。フランスを理想化するつもりは無いと作者は言うが、現状の日本で出産、育児を考えて不安になる私には理想に思えた。宗教や歴史、文化の面から書かれているので単純に日本が真似を出来る政策では無いとは思います。それでも真似て欲しいな。若くて未婚だったらフランスに移住して子供育てたい!と思うぐらい憧れた。子供作るならパートナーには一読願う本だ。

makki

2
父親のみならず、社会的にまたは子供に対して親とはどうあるべきかをフランスの歴史を通して問う。社会学的、心理的に多角的な視点から書かれており、多くのことについて考えさせられる。パパ、ママになる前に必読!2008/08/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/42203
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品