内容説明
本書は自分の日本語にちょっと不安がある方が、日本語をいわば「外国語」として学び直すことで、日本語の自信を回復できる本です。Q&Aのトレーニングをとおして日本語を書くときの基本「てにをはルール」をしっかりと身につければ、どんなジャンルの文章にも対応することが可能になるでしょう。
目次
序章 まずは、日本語の基本ルールから
第1章 「てにをは」と文の組み立て方
第2章 センスが問われる「言葉選び」
第3章 「かなと漢字」の使い分け
第4章 ニホンゴの最難関―「敬語」
第5章 効果的に伝える「文書の仕上げ方」
著者等紹介
石黒圭[イシグロケイ]
1969年生まれ、一橋大学国際教育センター准教授。専門は、文章論・表現論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
o_katu
4
文章における日本語のセオリーを、クイズ形式で、楽しく考えながら学べる本でした。考え方の解説に頷きながら、なんとなく身に付いた気になる本。2012/06/15
れどれ
3
一向にままならない日本語の運用について絶望している身につきすがりつく思いで手に取りゆっくりゆっくり読んだ。運用能力には寄与しないまでも、絶望がほんのすこし晴れたような気がする。そして新規の絶望も与えてくれた。2018/11/02
うさぴん
2
「てにをは」の使い方だけでなく、似た言葉の使い分け、かなと漢字、敬語、接続詞や指示語の使い方、タイトルの付け方など内容は多岐にわたる。ふだんネイティブの「勘」や「美意識」で無意識に運用している日本語のルールが明確に説明してある。2015/06/14
Ko
1
反復練習と、経験と勘で使えるようになったと思っている日本語をちゃんとした規則に基づいて説明しており面白い。 国語ってこういう風な勉強にするべきだと思う 2017/05/20
はてぃふ
1
こんな風にゆっくり読むとわかるんだけど。普段使えてるかというと、どうかな。2012/06/11