人間の正体―人を動かしているものは何か

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806132301
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

数々の名作ドラマを手がけてきたジェームズ三木氏が、これまでの40年間のシナリオ作家・歌手としての経験をふまえ、「人間」について多面的な角度から掘り下げていくエッセイ集。

内容説明

「人間を書け!」と言われて四十年―。黙々と粘土をこねるような作業の中でドラマ作家が突き止めた“人間の正体”。

目次

第1章 三角理論―ドラマ作家が語る人間の正体
第2章 闘争系遺伝子―いじめから戦争まで
第3章 愛情系遺伝子―生命をつなぐロマン
第4章 言葉の力―日本語はどこへ行くのか
第5章 被害妄想―戦争はなぜ起きるか
第6章 国家の正体―国家という幻想
第7章 経済戦争―カネは何のために存在するか
第8章 文化交流―遊び心が世界をつなぐ
第9章 降伏論―戦わずして勝つ思想
第10章 喜怒哀楽―人生の手段と目的

著者等紹介

ジェームス三木[ジェームスミキ]
1935年6月、旧満州(現中国東北部)に生まれる。大阪府立市岡高校演劇部在籍中、大阪府高校演劇コンクールで優勝。高校を中退して上京し、劇団俳優座の養成所に入る。その後、シナリオ研究所に入所。33歳の時「新人映画シナリオコンクール」に初作品を応募して一位となる。1969年、映画「夕月」にて脚本家デビュー。TBS「白い滑走路」、NTV「西遊記」、NHK「煙が目にしみる」「けものみち」などを手がける。85年にはNHK朝の連続テレビ小説「澪つくし」が高視聴率となり、翌86年にはNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」が、歴代最高平均視聴率をマークする。現在は、テレビドラマのほかに、舞台の脚本・演出や小説などを手掛け、講演活動等も精力的に行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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