古典主義再考<br> 西洋美術史における「古典」の創出

個数:

古典主義再考
西洋美術史における「古典」の創出

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 480p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805508862
  • NDC分類 702.3
  • Cコード C3070

内容説明

「古典」はいかにして「古典」となったのか?古代ギリシアから20世紀初頭までの西洋美術における「古典」の創出と制度化の問題に焦点をあて、規範的な「古典主義」概念に挑戦し、その多面的で複雑な歴史的様態を浮き彫りにする13篇の論考。

目次

第1部 古代・中世における起源と原型の創出(古代ギリシア・ローマ美術における「古典」;ウィトルウィウスの『建築書』の古代ローマにおける受容;初期中世美術における「古代」、「古典」、「擬古」―ガリアの柱頭を中心とする事例からの考察;ゴシック建築による円柱と古典主義;ナポリ・アンジュー家の美術と「古典主義」)
第2部 ルネサンスにおける規範と逸脱(ルネサンスにおける「古代」の記憶から「古典主義」創出へ;古典主義者アルベルティ再考―マラテスタ神殿の凱旋門モチーフの意図とその受容;ルネサンス期の古典概念とラファエッロ初期様式の形成―「オッディ祭壇画」におけるペルジーノ、ピントリッキオとの関係とヴァザーリ『美術家列伝』の記述;十六世紀初頭の北イタリアにおける古典主義の受容に関する一考察)
第3部 近世・近代における美術教育と科学としての古典主義(王立絵画彫刻アカデミーと古代彫刻―エートスとパトスをめぐって;ヴィンケルマンの古代受容とドイツ古典主義の形成;一九世紀フランス絵画における古典美術の受容―アカデミスム、ヴィッラ・メディチ、そして前衛へ;フランス前衛彫刻への軌跡と古代美術との対話)