クリティカル・デザインとはなにか?―問いと物語を構築するためのデザイン理論入門

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クリティカル・デザインとはなにか?―問いと物語を構築するためのデザイン理論入門

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784802511582
  • NDC分類 757
  • Cコード C3070

出版社内容情報

現状肯定 "ではない" デザインとは?
問いをデザインするデザインとは?


"クリティカル・デザイン" とは、 問題解決のためではなく
議論を提起するためのデザインです。

近年注目されている "スペキュラティヴ・デザイン" のもとになったデザインの思想/態度でもあり、
社会の問題に問いを投げかけ人々を議論に巻き込むデザインとして
これまで欧州を中心に実践されてきました。

問いをデザインし物語を生み出すことで、
また、ユーザーの日常に侵入し現実と虚構をつなぐことで、
当たり前とされている私たちの認識をひっくり返す--
クリティカル・デザインの力は、ここにあります。

本書は、デザインを批評的(クリティカル)な実践として捉え、
その "もう一つのデザイン" の歴史、理論、実践を1950年代~現在まで概観します。
HCI、参加型デザイン、デザインリサーチ、デザイン・フィクション、
スペキュラティヴ・デザインなど、多様な概念や領域に触れながら整理がなされるので、
新しいデザインの言説をつかみたい方にもおすすめです。

今求められる、最適化や効率化をこえて機能する別なるデザインの可能性に、本書で入門しましょう。


★日本語版付録
「クリティカル/スペキュラティヴ・デザインは、日本においていかにして可能か?」座談会
水野大二郎×太田知也×岡田栄造×長谷川愛×岩渕正樹

内容説明

イタリアのラディカル・デザインからダン&レイビーによるスペキュラティヴ・デザインまで―批評的なデザインの歴史、理論、実践を紹介し、新しいデザインの言説に見通しを与える一冊。

目次

第1章 クリティカル・デザインについて
第2章 歴史
第3章 理論、方法、そして戦術
第4章 批評、機能そして分野
第5章 実践
第6章 クリティカル・デザインの実践と分野への貢献
日本語版付録 「クリティカル/スペキュラティヴ・デザインは、日本においていかにして可能か?」座談会―水野大二郎×太田知也×岡田栄造×長谷川愛×岩渕正樹

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
・critical 1.critic(批評家)の派生語:批評の 2.crisisの形容詞 危機の、重大な ・インダストリアル・デザインに対峙、あるいはその代替を提案 ・スペキュラティヴ・デザインに同じ? ・疑問を投げかける手法や論証的な手法、実験的な手法 2020/07/16

doji

0
概念的な整理と正史を辿る目的をこの上なく果たしている一冊だと思う。ドローグデザインなども同じ文脈に位置付けられたことでより理解が進んだ。それにはっきりメディアアートではなくデザインに立脚している理由として機能や用途、そしてテクノロジーという前提を丁寧に説明されていて、このジャンルが存在する意義と思い描いているものの輪郭がさらにはっきりしたように思う。2024/02/21

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