出版社内容情報
サービズデザインやデザイン思考という言葉の通り、今やあらゆるビジネスにデザインは欠くことができない概念です。しかし、それを理解することと実践することは大きく異なります。頭で分かっていたとしても、よいサービスをデザインするためには組織自体がデザインされていなければなりません。
本書には、世界に名高いユーザーエクスペリエンスのコンサルティング会社Adaptive Pathの創設者である著者が、長年にわたり取り組んできた「デザイン組織」の構築&運用方法のノウハウが詰め込まれています。ここでいうデザイン組織とは、決してただかっこいいものを作っている会社のことではありません。言うなれば、組織がうまく機能することで質の高い顧客体験を創り出せている会社、です。著者たちは、そうした企業になるために求められる価値観から詳細な組織構造、そして採用活動にいたるまで、豊富な経験をもとに詳しい解説をしています。本書は、まさに今の日本に必要な「デザイン組織のための組織デザイン」入門としておすすめしたい一冊です。
内容説明
UX、デザイン思考、サービスデザイン…本当に社内で実践されていますか?世界に名高いUXコンサルティング会社の創設者によるサービスデザイン時代の組織づくり。
目次
1 なぜ今、なぜデザイン?
2 デザインのポテンシャルを知る
3 優れたデザイン組織の12の強み
4 集権的パートナーシップ
5 役割とチームの構成
6 採用活動と雇用
7 チームの育成:専門能力の向上と人材マネジメント
8 デザイン文化の醸成
9 他部門とうまく協力する
10 最後に
著者等紹介
メルホルツ,ピーター[メルホルツ,ピーター] [Merholz,Peter]
フリーのプロダクト/デザイン・エグゼクティブ。ユーザーエクスペリエンスを対象とする一流のコンサルティング会社Adaptive Pathを共同設立し、国際的に有名にした。約20年間にわたって個人サイトの運営を続け、「ブログ」ということばを生み出した
スキナー,クリスティン[スキナー,クリスティン] [Skinner,Kristin]
Adaptive Pathのマネージングディレクター。またCapital Oneではデザインマネジメント部門を責任者として確立させ、主導している。16年あまりのあいだ、デザイナーとデザインチームを率いて新しい製品/サービスの顧客体験を提供し続けながら、デザインマネジメントをテーマに講演を実施したり、ワークショップで指導に当たったりしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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帯長襷
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doji
Kanetaka M. Maki