宝島社文庫<br> 京の縁結び 縁見屋の娘

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宝島社文庫
京の縁結び 縁見屋の娘

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  • サイズ 文庫判/ページ数 406p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800267443
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

第15回(2017年)『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作は江戸の口入屋を舞台にした時代ミステリーです! 江戸・天明年間の京都。働き口や住む場所を紹介する「縁見屋(えんみや)」。代々から続く“徳を積む”という家訓のもと、通りすがりの修行僧や旅人などあらゆる人の世話を焼いている。娘のお輪は父と穏やかな日々を過ごしているが「店の娘は代々男児を産まず早死にする」という噂に悩んでいた。ある日、店に修験者が訪れ、父は男に縁見屋ゆかりの火伏地蔵堂の堂主を任せることに。お輪は「帰燕」と名乗るその男に、なぜか心を惹かれていくが……。悪縁により短命な家系に生まれた不運な娘を救うべく、謎の修験者が施す大いなる“秘術”とは? ふたりの運命は?

内容説明

「縁見屋の娘は祟りつき。男児を産まず二十六歳で死ぬ」―江戸時代、京で口入業を営む「縁見屋」の一人娘のお輪は、母、祖母、曾祖母がみな二十六歳で亡くなったという「悪縁」を知り、自らの行く末を案じる。謎めく修行者・帰燕は、秘術を用いて悪縁を祓えるというが…。縁見屋の歴史と四代にわたる呪縛、そして帰燕の正体。息を呑む真実がすべてを繋ぎ、やがて京全土を巻き込んでいく。

著者等紹介

三好昌子[ミヨシアキコ]
1958年、岡山県生まれ。嵯峨美術短期大学(現、京都嵯峨芸術大学短期大学部)洋画専攻科卒。第15回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『京の縁結び 縁見屋の娘』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

288
『縁見屋の娘は祟り憑き』京の口入屋縁見屋の1人娘のお輪は、その店に代々訪れる不幸の連鎖の噂を耳にする。縁見屋の娘は決して男児を産めない、そして26歳になると必ず死ぬのだと!行く末を不安に思うお輪の元に謎の修行者・帰燕が!忌まわしき悪縁を断ち切ることができるのだと!面白い。ストーリーにリアリティーがあり、展開の辻褄にも説得力(納得感)がある。京極先生作品を物凄く読みやすくした感じの世界観。『このミス大賞』優秀賞受賞も納得です!拡げ方もまとめ方も、登場人物の名前さえもよく練られていて心地よき読後感です‼️🙇2019/09/23

うっちー

195
このミスらしからぬ作品。ミステリーではなかったけれどお薦めです。2017/06/11

ひさか

172
2017年3月宝島社文庫刊。2016年の第15回このミステリーがすごい大賞の優秀賞受賞。アイデアも少なく、ありふれた、長くて、たいくつなだけの話でした。2017/07/20

雪風のねこ@(=´ω`=)

165
没頭の掴みが良くって店頭購入。三鬼/宮部みゆき著おくらさまを思い出すけど此方は怖い話ではない。文章も熟達していて読み易い。景色も浮かぶ様な鮮やかさだし、登場人物の心情描写も豊か。思わず、鍵である金木犀の匂いが鼻孔を擽る感じもする。仕掛けも良い。最後の一文は(予想はついたものの)締め括りとして本当に素晴らしい。最初はお輪の行動が感情的過ぎて受け入れ辛かった。しかし。自分の運命との葛藤。千賀が内に居た事もあったろう。そう考えると納得である。親子の縁を強く強く描き切った作品である。2017/10/06

いつでも母さん

149
読メの応募は外れたけれど、気になって平積みから手に取る。大賞作も面白くはあったが、私はこちらが好み。祟りだの憑くだの祓うだのは苦手なのだが場所は京都さもあらん。面白く一気に読む。帰る燕は行く燕・・そうさ、私が覚えている限り道は繋がるんだ。悪人は誰もいない。ただ哀しい人がいただけ。それぞれに私自身が憑依していた・・文庫デビューも嬉しい。楽しみな作家がまた一人誕生した。2017/03/24

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