出版社内容情報
山本浩二監督以来、25年ぶりの優勝へ突き進む、まるごと一冊「広島東洋カープ」の本です。25年間の赤ヘル軍団の軌跡を振り返りながら、今期の躍進とその強さの秘密に迫ります。記念のリバーシブルカバー仕様。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひなにゃんこ
5
★4 他の優勝記念誌と違い、今年の戦いぶりや選手の記事だけならボリュームは少ない。ただ、球団創設期の苦難〜初優勝〜黄金時代〜低迷期〜2016優勝に至るまでのカープの歴史(優勝した年はより詳しくシーズンの流れや日シリの解説まで)、歴代の名選手(投手・打者・助っ人)の紹介や球団内ランキングなど、カープの歴史と記録(記憶と言ってもいい)が詳細にガッツリとページを割いてあって、とても読み応えがあった。今年のことだけじゃなく、“今のカープができるまで”が1冊にまとまっている感じ。これはこれでかなり良かった。 →2016/12/11
Takanobu Y
1
25年ぶりの優勝は,決してこの1年だけの話ではない。25年間の長く,辛い思いが蘇る。1991年から,1年ずつふりかえっていくページがあるが,「まだここか?」「まだ優勝しないのか?」と気が遠くなる。こういうことがあっての25年ぶりの優勝。25年間を,また創設からの歴史を紐解くことで,優勝の厚みを感じさせてくれる。2016/12/17