宝島sugoi文庫
地形から読み解く日本の歴史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800234841
  • NDC分類 291.018
  • Cコード C0121

内容説明

これまで光が当たることの少なかった地形と歴史との関係性。しかし、これを解明することによって、いままでわからなかった多くの歴史の真実が明らかになってきた。その第一人者である竹村公太郎氏を一部監修に迎え、土地や地形との関わりから歴史を再点検。安土城の位置に秘められた信長の野望、歴史を作った上町台地という地形、地形でわかった元寇の勝利の理由などなど、新発見が続々。

目次

特別対談 竹村公太郎(日本水フォーラム代表理事)×荒俣宏(博物学者)―地形を見ることで歴史の本質を理解する!
第1章 織田信長・豊臣秀吉 天下人の都市計画
第2章 徳川家康 幕府260年の礎となる都市計画
第3章 外交・合戦と地形の秘密
第4章 天下統一の戦いと地形の秘密
第5章 日本の都市と地形の秘密

著者等紹介

竹村公太郎[タケムラコウタロウ]
1945(昭和20)年生まれ。横浜市出身。東北大学大学院工学部土木工学科修士課程修了。その後建設省に入省し、ダム・河川事業を主に担当。近畿地方建設局長、河川局長などを歴任し、2002年に退官。現在は日本水フォーラム事務局長。社会資本整備について論を展開。他方、地形・気候・インフラの視点から日本と世界の歴史を分析し、注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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おさむ

43
なんだか「ブラタモリ」みたいな本ですね笑。冒頭の竹村さんと荒俣さんの対談が1番面白い。大阪城の地形的な強さ、渡来人は故郷を終われた負け組、ランドマークとしての仁徳天皇陵やピラミッド‥‥など独自の視点や解釈が興味深い。とりわけ、災害防止とエコロジーの観点から導き出した、住宅や思考、生活パターンを「セットバック」するべきだとするアイデアは目から鱗でした。2017/09/26

ふーいえ

2
戦国時代の話が多く、この時代が好きな人にはたまらんでしょうな。2016/12/29

ピラフ

1
面白そうだと思って買っていたが、楽しむには前提知識が足りなかった。軽く読むには向いていないかも。大河や歴史小説のお供にするのがいいか。2019/02/02

かぷりん

1
竹村先生のベストセラー「日本史の謎は「地形」で解ける」は大変おもしろい視点で,3巻とも楽しませてもらった.しかし,今回は失敗作であるように思う.内容に引き込まれない.なぜか?短編であるが,物語の背景はしっかり記述してもらいたい.歴史がよくわからない人でも,読んでいて勉強になるような雑学的な記述でもよい.また,編集が甘い.時代がバラバラ…頭が整理できない.…などなど…内容からいうと定価640円の値段設定は高すぎたかも.(独り言)2015/10/31

Jimmy

1
あの一大ベストセラーの竹村公太郎の編書と言う事で期待で読み進めましたが、まあ新ネタもあり〜いの、焼き直しあり〜いの、という事でそこそこでした。2015/04/10

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