内容説明
マスカーニなど作曲家の人物像、プッチーニの葬儀で指揮するトスカニーニなど、間近にいたコンサートマスターならではの臨場感あふれる描写。スカラ座に登場したスター指揮者とコンサートマスターとして接してきた著者の回顧録。
目次
1 デ・サバタを訪ねて―サンタ・マルゲリータ、一九六八年
2 ミトロプーロスの思い出
3 シェルヘンとの一日
4 小年代記
5 再び戦火で荒廃した世界
6 グイード・カンテッリの思い出
7 エンツォ・マルティネンギ
8 マスカーニの思い出
9 エンリーコ・ポーロの思い出
10 戦争と劇場―スカラ座の爆撃
11 オーケストラから見たアルトゥーロ・トスカニーニ
著者等紹介
ミネッティ,エンリーコ[ミネッティ,エンリーコ] [Minetti,Enrico]
1902年ベルガモ生まれ、1908年ミラノ音楽院ヴァイオリン学科入学、エンリーコ・ポーロに師事。1918年音楽院卒業、スカラ座入団。1920年~1921年トスカニーニ・オーケストラの北米ツアーに参加。1933年~1965年までスカラ座オーケストラのコンサートマスターをつとめる。1970年12月没
石橋典子[イシバシノリコ]
イタリア語翻訳、通訳。イタリア在住。東京大学薬学部・文学部イタリア文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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