内容説明
イラストと写真で世界の宗教まるわかり！成り立ち、教え、相互の関係がひと目でわかる。
目次
仏教（概論―仏教とはどんな宗教か？；歴史―初期仏教と大乗仏教 ほか）
キリスト教（概論―キリスト教とはどんな宗教か？；概論―三位一体の神 ほか）
イスラム教（概論―イスラム教とはどんな宗教か？；開祖―メッカ時代 ほか）
ユダヤ教（概論―ユダヤ人・ユダヤ教徒とは何か？；概論―三つの一神教の関係 ほか）
ヒンドゥー教（概論―インドの宗教；救いのシステム―人生の三大目標 ほか）
著者等紹介
中村圭志［ナカムラケイシ］
１９５８年北海道小樽市生まれ。北海道大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学（宗教学・宗教史学）。宗教研究者、翻訳家、昭和女子大学非常勤講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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アルカリオン
14
p59 「キリスト教のうち、ファンダメンタリストとは主に、聖書を字義通りに読もうとする人々である。そうはいっても、矛盾だらけの記述から成り立つ複合的な文書である聖書を字義通りに読むのは不可能であり、実際には、運動家の好みに合わせて恣意的に読んでいる」▼著者のことは詳しく知らないが、宗教の専門家として信頼してもよさそうだと思っている。そういう人がこのようにスパッと言ってくれると、余計なところで悩まずに済むのでよい。仮に、ファンダメンタリストに直接質問したとしても、禅問答みたいになるだけだと思うので。2021/02/22
mittsko
6
「エッセエンシャル版」と銘打った本書は、同『図解 世界５大宗教全史』（2016年6月）の再編集版。「興味のある方は、元バージョンのほうもご覧いただければ幸いです」と著者。 ※ ここで「５大宗教」とは、仏教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教の五つ。付録として「その他の宗教」六つも短く紹介される。紙幅のちょうど半分がチャート、イラストであり、大変とっつきやすい。著者の中村圭志先生は、言うまでもなく、最も信頼できる宗教学者のお一人。「宗教」超入門書として、つよくオススメいたします…(｡･ω･｡)2022/01/08
GASHOW
5
宗教は、個人が最も大事にするものだから、異なる宗教を持つもの同士のコミュニケーションでは出来るだけ距離を置いたほうが良い。どのようなものかを知っておくと理解しやすい。食べてはいけないものや、してはいけない仕草はしっておいたほうが良いと思う。宗教は生き方に直結しているので、価値観を知る道しるべにもなる。2019/09/07
chiro
3
釈迦が子供を作り、それから修行の旅に…育児放棄?2019/03/08
もりげし
3
法華信仰と浄土信仰、救いのシステムについての解説がハチャメチャに分かりやす〜！たまにほんの少し毒づくような語り口も面白い。2018/08/05
