あたらしい教科書<br> あたらしい平安文化の教科書―平安王朝文学期の文化がビジュアルで楽しくわかる、リアルな暮らしと風俗

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あたらしい教科書
あたらしい平安文化の教科書―平安王朝文学期の文化がビジュアルで楽しくわかる、リアルな暮らしと風俗

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  • サイズ B5判/ページ数 256p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784798177885
  • NDC分類 210.37
  • Cコード C0021

出版社内容情報

平安の人々がリアルに感じられる、写真で再現した「絵巻物」

『枕草子』や『源氏物語』など、現代でも親しまれている古典文学、特に平安王朝文学が数多く書かれた平安時代中期。いわゆる十二単に代表される平安文化が花開いた時代です。古典の授業で触れることもあり、寝殿造りと呼ばれる建物や襲の色目、ゆったりとしたシルエットの装束などは多くの人が想像している平安時代のイメージでもあります。

でも、平安時代の貴族達は実際にはどんな日常を暮らしていて、美しい装束はどんな着心地だったのでしょうか?絵巻物に描かれた貴族たちは、どのような人々だったのでしょうか?当然ですが、彼らも私たちと同じ人です。トイレにも行き、食事もします。病気で体調を崩すこともあれば、元気にスポーツを楽しむこともあったのです。千年前にも、私たちと同じ人々が仕事をしたり勉強をしたり、食事をしたり、恋をしたりしていたのです。

この本では、「源氏物語絵巻」や「年中行事絵巻」など、平安時代の絵巻物に描かれた様々な場面をできるだけリアルに感じられるような写真で再現しました。朝廷への出仕や蹴鞠、垣間見、働いたりくつろいだりする女房達など、謎の平安貴族「承香院」の暮らしを軸に織りなす「承香院絵巻」。平安人と文化をリアルに楽しく知ることができます。

また、平安文化についての基礎知識や、特に、記録を元に著者がこれまでに実際に再現した平安時代中期の仕様の装束についても豊富な写真を添えて解説。装束を着用した全身写真は様々なアングルを掲載し、絵巻物によく描かれるポーズもたくさん掲載しています。実際に着て動き、絵巻物に見られる姿勢になることによってできる、装束の皺や乱れまで観察でき、イラストを描く方にも参考にしていただけます。巻末には、日本を代表するアニメーション映画監督である片渕須直監督、日本古代史や古記録学の第一線で活躍する倉本一宏先生との対談も収録。平安文化について広く楽しくビジュアルでも親しんでいただける、こだわりの一冊です。

〈著者紹介〉
承香院(じょうこういん)
平安時代・周辺文化実践研究家。平安時代の装束や文化を実践しながら独自に研究。平安中期を中心とした装束を縫って着る、様々なものを復元し自作する、楽器を奏で、絵巻を眺め、花を愛で、和歌を詠み、自分の体で体感することでリアルな平安時代中期の姿を日々探求している。

〈担当編集より〉
平安文化への好奇心と熱意、何より愛情溢れる承香院さんの研究と実践の積み重ねが詰まった本です。1着1着調査報告などを元に裁断図から書き起こして縫われた装束と、絵巻物を再現した写真は見るだけで楽しい!平安文化が好きな人はもちろん、ファッションに興味のある人、クリエイターなどジャンルを問わず幅広い皆様におすすめの一冊。

内容説明

この本では、「源氏物語絵巻」や「年中行事絵巻」など、平安時代の絵巻物に描かれたさまざまな場面をできるだけリアルに感じられるような写真で再現しました。朝廷への出仕や蹴鞠、垣間見、働いたりくつろいだりする女房たちなど、謎の平安貴族「承香院」の暮らしを軸に織りなす「承香院絵巻」。平安人と文化をリアルに楽しく知ることができます。

目次

第1章 平安文化の基礎知識(平安京とは;大内裏と内裏;清涼殿 ほか)
第2章 承香院絵巻―ビジュアルで見る平安文化(承香院絵巻 序;出仕;下襲を高欄に掛けて簀の子にさぶらう ほか)
第3章 平安文化の楽しみ(手紙;季節;漢詩文と和歌)
平安対談 平安貴族のリアリティ―倉本一宏×承香院
『枕草子』の読み取り方を変える―片渕須直×承香院

著者等紹介

承香院[ジョウコウイン]
平安時代・周辺文化実践研究家。平安時代の装束を中心とした平安文化を実践しながら独自に研究。平安時代中期を中心とした装束を縫って着る、さまざまなものを復元し自作する、楽器を奏で、絵巻を眺め、花を愛で、和歌を詠み、自分の体で体感することでリアルな平安時代中期の姿を日々探求している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イカまりこ

8
すごい!現代に現れた平安貴族w 国語の便覧のような図や絵が実写で再現されてる。あの靴で蹴鞠するの、相当大変な気がする。釣殿での添臥も再現されてて、これはドキッとする。十二単とか、着こんで着こんでってイメージだから、こういう薄着、肌見せる格好も当たり前だがあったんだよなぁと千年前の男女を想像してしまった。2024/04/02

おさと

6
ほぼ全部手作り!?!?!?すごすぎる。大好きな氷室冴子作品の世界を思いながら読んだ。感動。大河見たいーーー!!!2024/03/31

羽田

1
著者のXの投稿を楽しみにしていたので、紙で楽しみたくて購入。平安貴族の日常生活のサイズ感というか空気感が垣間見えてとても興味深かった。夕霧が雲居の雁に「はしたない」としかっていた恰好って、ほんとにしどけない恰好なんだな。身内の前では肌が見えることにあまりためらいはない、ってのは読んで知ってなるほどと思う。大河ドラマの副読本としても最適。撮影に使った建物は江刺にあるのか…行ってみたい場所が増えた2024/05/27

ささゆき

1
「国語便覧」を飽かず眺めていたという著者が平安文化をリアルに再現。もうね、平安好きという同好の士としてはタマラナイ本でした! そう、見たかったのはこういう日常の自然なポーズなの。そして絵巻のあの場面この場面も再現してくれるなんて! 嬉しくて見入ってしまいました。お金もかかりそうだけど、この本を作ってくれたことに感謝! 次は、源氏の衣装配りを是非再現して欲しいです。2024/05/02

にゃお

1
大河ドラマ特需で平安時代の新しい解説本たくさん出てきてくれて嬉しい。こちらの本は再現写真が豊富なので、文章や簡素な絵図だけの物より断然分かりやすくなってる。同じ著者の用語解説事典も良かった。2024/02/15

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