内容説明
ソーシャルメディアによって人の集まり方が変わり、日本でも価値観と消費の在り方が、大きな変革期へと来ている。本書では、経済価値をも変えてしまう、この大きなうねりを「ソーシャルエコノミー」と呼び、そのメカニズムを明らかにする。ソーシャルエコノミーの基盤となるのは、「同好コミュニティ」である。その活性化には日本人らしい「和」が欠かせない。ソーシャルエコノミー発動装置となるコミュニティを、創り・育て・盛り上げるノウハウを提案する。
目次
序章 和のソーシャル
第1章 新経済へのヒフ感覚
第2章 ソーシャルエコノミーの時代
第3章 コミュニティづくりの大革命
第4章 コミュニティを和にする技術
第5章 「祭りのハタ」への高まり方
第6章 ソーシャルエコノミー・クエスト―頭に地図を広げよう
終章 「和」のなる方へ
著者等紹介
阿久津聡[アクツサトシ]
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。一橋大学商学部卒。同大学大学院商学修士。カリフォルニア大学バークレー校、経営工学修士(MS)、経営学博士(Ph.D.)。同校研究員、一橋大学商学部専任講師などを経て、現職。専門はマーケティング、消費者心理学、行動経済学
谷内宏行[ヤチヒロユキ]
株式会社電通ストラテジック・プランナー。1993年、電通入社。1997年より携帯電話領域でのプロジェクト・リーダーを務める。携帯会社のキャンペーンを多数手がけ、さまざまな栄枯盛衰を見つめてきた。携帯と親和性の高い若者研究にも取り組み、若者をターゲットとするキャンペーンやソーシャルメディア活用に従事中。現在「電通リア研」を主催
金田育子[カネダイクコ]
株式会社電通ストラテジック・プランナー。1993年、電通入社。セールスプロモーション、メディア、インタラクティブ、戦略PRのプランニング現場を経て、現在は、統合コミュニケーション・プランニングに従事。クライアント業務に携わりながら、さまざまな新しいプランニング手法の開発も進めている
鷲尾恒平[ワシオコウヘイ]
株式会社電通ストラテジック・プランナー。2002年、電通入社。アカウント・プランニング・ソリューション局に配属。ブランディングやメディアプランニングのメソッド開発、データベースシステムの構築に携わりながら、それらを活用したクライアント業務に従事。2008年よりストラテジック・プランニング局にて、自動車メーカーや家電メーカーのコミュニケーション戦略を担当。2012年より第4クリエーティブ・プランニング局(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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