出版社内容情報
地域包括ケアシステムは、国が推進する医療・介護・福祉施策の核です。超高齢化社会において地域の包括的な支援・サービスを提供する体制として期待されています。本書は、新人看護師を対象に「地域包括ケアのキホン」を医療や介護の現場での実践を踏まえながら学ぶ入門書です。保険の仕組み、地域ケア病棟(病床)とはなにか、入院事例、在宅介護や介護サービスまで、新人ナースには未知の世界である地域包括ケアを解説します。
第2版では診療報酬改定を反映し、最新情報を盛り込みました。
chapter1 地域包括ケアの全体像
chapter2 地域包括ケア病棟(病床)を知ろう
chapter3 地域包括ケア病棟(病床)の在宅からの入院事例
chapter4 地域包括ケア病棟(病床)のレスパイト入院事例
chapter5 地域包括ケア病棟(病床)の病・病転院事例
chapter6 在宅療養・介護サービス
appendix 巻末資料
内容説明
超高齢社会の医療・介護との連携がよ~くわかる!
目次
1 地域包括ケアの全体像(新人ナースわかばさん地域包括ケア病棟に配属!;地域包括ケアシステムの全体像を学ぼう ほか)
2 地域包括ケア病棟(病床)を知ろう(地域包括ケア病棟(病床)とは?
地域包括ケア病棟(病床)が必要とされる理由 ほか)
3 地域包括ケア病棟(病床)の在宅からの入院事例(患者さんが入院してきた!“在宅からの入院ケース”;退院支援・退院調整とは? ほか)
4 地域包括ケア病棟(病床)のレスパイト入院事例(患者さんが入院してきた!“レスパイト入院ケース”;レスパイト入院とショートステイ ほか)
5 地域包括ケア病棟(病床)の病・病転院事例(病・病連携における地域包括ケア病棟(病床)の役割
病院間の連携“病・病転院のケース” ほか)
著者等紹介
荒神裕之[コウジンヒロユキ]
山梨大学医学部附属病院医療の質・安全管理部特任教授。2000年琉球大学医学部卒。2008年早稲田大学大学院法務研究科修了。2018年東京医科大学大学院医学研究科博士課程(公衆衛生学分野)修了。プライマリ・ケア連合学会認定指導医、整形外科専門医。博士(医学)、法務博士(専門職)。聖路加国際病院で初期研修等を経て、2014年から4年間、都内の総合病院で地域包括ケア病棟の立ち上げと運営に携わった。2019年1月より現職
坂井暢子[サカイノブコ]
荒木記念東京リバーサイド病院内科。2004年島根医科大学(現・島根大学)医学部卒。日本内科学会総合内科専門医、プライマリ・ケア連合学会認定指導医、認定病院総合診療医、日本医師会認定産業医。2014年から4年間、都内の総合病院で地域包括ケア病棟の立ち上げと運営に携わった
雜賀智也[サイカトモヤ]
メディカルライターズネット代表、千葉大学病院地域医療連携部客員研究員、メディカルライター、薬剤師。東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻修了(MPH)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。