あと1%だけ、やってみよう―私の仕事哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797672565
  • NDC分類 536
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ユニークな発想で新幹線から街の活性化までデザインする水戸岡鋭治氏。日本初の豪華クルーズ列車「ななつ星 in 九州」も人気沸騰。「ななつ星」製造のプロセスを中心にその仕事術を語る。

内容説明

日本初の豪華クルーズトレイン「ななつ星」デザイナーが、いま伝えたい仕事論とは。「水戸岡デザイン」発想の原点は、ここにあった!

目次

第1章 それができない理由はどこにもない
第2章 デザインは街をつくることができる
第3章 私を育ててくれたJR九州の仕事
第4章 感動をデザインする―「ななつ星」の場合
第5章 少し無理すると、ひとつ上のものができる
第6章 一緒に仕事をする人と、一緒に感動する
第7章 次世代が幸福になる仕事でなければ意味がない

著者等紹介

水戸岡鋭治[ミトオカエイジ]
1947年、岡山県生まれ。岡山工業高校卒。デザイン事務所を経て、72年ドーンデザイン研究所を設立。不動産広告のパース画、家具や建築などのデザインを手がける。88年、福岡市の「ホテル海の中道」のデザイン担当をきっかけに、JR九州の鉄道デザインにも着手。「つばめ」「ソニック」などの特急列車や九州新幹線のデザインで注目を集める。さらにローカル線や路面電車やバス、気動車、駅舎から街づくりなどを通して、全国の地方の活性化にも貢献している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Thinking_sketch_book

23
★★★☆☆ 水戸岡さんの考え方は技術者としても一般人としても共感できる。そして考えに考え抜く事、人とつながり、協力して仕事をする事の素晴らしさを考える。また途中途中の絵も良い。人生で一度はななつ星に乗車したくなる。 2014/03/20

RX78

22
鉄道のデザインで著名な水戸岡さんの本。「仕事とは相手と感動を共有することである」最初のページを読み、仕事に対して、もやもや思っていたことの答えが見つかった気がした。この本に出会えてよかった。時間があればMOMO撮りに行こう。2021/04/07

けんとまん1007

17
物凄いエネルギーを感じる本。水戸岡さんの行き方・考え方・目線がクッキリと浮かび上がる。だから、あんな列車や街ができるんだと思う。中に書かれていて一番共感したのが「口ばかり出して何も出さないは、いらない、障害にしかならない」というところ。口だけで実行しない、できない理由を探すというのが、最悪だと思う。それにしても、列車をデザインするというのは、こんなに大変なんだと思った。それも、こだわり方次第で大きな違いになってしまうのだということも。あと1%の積み重ねなんだなあ~。2014/02/20

Uzundk

9
情熱の話。特に街作りなどについての言及もあり、観光するには街に住んでいる人の意識のレベルの高さが必要であると言う事を語られていた。また「稼ぎ仕事と務め仕事」、飯のためにやる仕事と、すぐにはお金にならないけど子供や世代のためにやって置かなければならない仕事がある。戦後は稼ぎ仕事のみに注力しすぎて、務め仕事、家族のこと、近所のこと、街のことを怠ってきた点があると述べてあった。経済ばかりに偏っては、経済が回る土台である文化が貧困になるというのは同感。私達全てが国や地域を作るデザイナであるのだな。2016/05/07

hana@笑顔満開のわくわく探索人

8
かなり元気と勇気をもらえた。図書館本だけど、自分でも買おう。2015/11/08

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