ＧＡ文庫 りゅうおうのおしごと！ 〈７〉 - ドラマＣＤ付き限定特装版 （特装版）

白鳥士郎/しらび

ＳＢクリエイティブ（2018/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 344p／高さ 16cm
• 商品コード 9784797394290
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

《TVアニメ化決定! 》
《このライトノベルがすごい! 2017・2018 文庫部門1位 2連覇! 》
《シリーズ累計100万部突破! 》
《第28回将棋ペンクラブ大賞優秀賞受賞! 》
《監修は関西若手プロ棋士集団「西遊棋」! 》
《朝日新聞書評欄掲載! 》

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[わたー]

こちらではドラマCDの感想を。クイズ将棋アカデミー。JSJCの脳髄を蕩けさせるボイスであえなく昇天。うん、これはいいものだ。

2018/03/09

[サケ太]

老兵はただ去るのみ？古いものは新しいものに勝てない？老いているからこそ得られるものがあり、老いているからこそ諦められない初心の夢がある。かつての夢は色褪せて、名人挑戦者だったという事だけを支えにしていた老兵が、勢い盛んな弟子をみて、プライドを刺激された師匠が、そのプライドを新しい技術を学んだ若者に崩された棋士が、ただただ泥臭く、有望な若者と対峙する。逆に若者たちは意図しない成功を得る。竜王の弟子、天衣も次なる戦いに挑むことに。感想戦でも物語が動くのか。非常に面白い。アニメ化で絶好調。勢いは衰えない。

2018/01/18

[葛野桂馬＠時津風＠ハスター]

今回は今までギャグ要員としての側面が強かった、八一の師匠の真面目なお話。積み上げてきたもの、残してきたものが枷となって自身を拘束し、苦悩する様子が丁寧に描かれていたのがよかった。そこを際立たせるためか、八一が結構嫌な奴っぽくなってたのが残念。確かにプロデビュー時の逸話的に暴走して増長して鼻っ柱を叩きおられるタイプだけれども。増長から転落して、這いあがって竜王になったんだ。今回の話を通して、更なる高みに登ってもらいたい。

2018/01/22

[ヴィオラ]

このシリーズを読んでいると、「この作品を「ラノベ」と言っていいものかどうか？」という感想を良く持ちます。今回もそう。完全にオジサンサイドの話じゃないですかw（あ、褒めてます。）コンピュータ（新しさ）に対して、ベテラン棋士（古さ）みたいな構図なんだけど、すごいねベテラン！熱い！　この歳になって、いわゆる「老害」にはなりたくないと思ってはいるのですが、清滝鋼介のように自分の生き方を変える勇気が自分にあるか？とか、今までの自分の生き方を自信を持って誇れるか？とか、色々考えちゃいます。あと、やっぱり桂香さん良いw

2020/03/26

[天涯]

おっさん達が熱すぎる。いつものノリは序割りと少な目。今回は順位戦の話。将棋の話をするならば避けては通れない。清滝師匠も熱いが生石さんや蔵王先生、鏡洲さんも熱い。おっさんが熱い作品は良い作品。天衣対月見坂も良かった。次巻にも期待。

2018/01/15