創造&老年―横尾忠則と9人の生涯現役クリエーターによる対談集

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創造&老年―横尾忠則と9人の生涯現役クリエーターによる対談集

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  • サイズ B6判/ページ数 361p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797384642
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

横尾忠則が9人のオーバー80’sに聞いた
生きること・創ること・年を重ねること。

瀬戸内寂聴 遊んじゃうこと。面白がること。
磯崎新   老人意識なんて考えつきもしない。
野見山暁治 いつでも「今」だけ。
細江英公  くよくよしない。自然に構える。
金子兜太  創造の根幹は見えないものを感じること。
李禹煥   世間の声は知れている。大事なのは自分。
佐藤愛子  年を取るってことは、やっぱり必要。
山田洋次  老いは作品に必ず良い影響を与える。
一柳慧   これから80代の本当の挑戦が始まる。

内容説明

絵を描くことと、生命というものが、どこかでひとつながりになっている。その感覚を確かめるために、横尾忠則が3年かけて訪ね歩いた。9人の80歳以上、現役クリエーターとの唯一無二の対話集。

目次

瀬戸内寂聴
磯崎新
野見山暁治
細江英公
金子兜太
李禹煥
佐藤愛子
山田洋次
一柳慧
横尾忠則

著者等紹介

横尾忠則[ヨコオタダノリ]
1936年兵庫県生まれ。美術家。1969年第6回パリ青年ビエンナーレ展版画部門でグランプリを受賞し、1972年にニューヨーク近代美術館で個展。1975年毎日産業デザイン賞、1995年毎日芸術賞、1997年ニューヨークADC殿堂入り、2001年紫綬褒章、2006年日本文化デザイン大賞、2008年に小説『ぶるうらんど』で泉鏡花文学賞、2011年に旭日小綬章、同年度朝日賞、2013年神戸新聞平和賞、2015年高松宮殿下記念世界文化賞、2016年『言葉を離れる』で講談社エッセイ賞など。2012年、神戸に横尾忠則現代美術館、2013年に香川県に豊島横尾館開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むらさき文鳥

7
横尾忠則さんと生涯現役クリエーターさんとの対談集。10人目の蜷川さんとの対談が実現しなかったのが残念。きっとすごい展開だったにちがいない。心に刻まれる言葉が多くて手帳にたくさん書きつけました。見えないものを感じることこそものづくりの根幹(金子兜太)芸術、詩作に関する言葉は人生にも深く関係しますね。(図書館本)2018/10/13

MO

5
横尾さんが79〜81歳にかけてのインタ集。相手が皆80歳位以上だけど、元気でかっこいい。久しぶりにスピリチュアル発言をバシバシ飛ばす横尾さんも読めてなんか良かった。2021/12/13

Melody_Nelson

4
横尾さんがインタビュアーになって、先達に「老年」について聞いているのだが、自分の方がよく喋ったり、オカルトの話になったりで、横尾ワールドが垣間見れて面白い。これを読むと、絵を描いたり、音楽を演奏できる人たちは年をとっても若いなと思ってしまう。そんな中で、シリアスな会話だったのが金子兜太さん。戦争体験を語っているのだが、これが凄惨で、非常に印象深く、もっと知りたいと思った。先日息を引き取られた金子さんのご冥福をお祈りします。2018/03/10

spike

3
登場するのは80代か90代の方々ばかりなのに、皆さん揃って何故そうも若々しくエネルギーを持ち続けているのか。ホントこうありたいし60前で四の五の言ってる場合じゃないな、と思う。キーワードは少年性あるいはアンファンテリズムかな。2020/08/02

ピロ子

2
「初めから自分の中にあるもの、あるいは自然や宇宙に偏在している力を自分の体をツールとして受け取る。そのために直観を受信しやすい体の状態を作る。それには孤独になることも必要」に共感。2019/05/25

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