内容説明
平成19年度から施行された「新医療法」は、医療技術の進歩と高齢化に伴って、医療費の膨大な額に上る保健財政のひっ迫など医療福祉も限界にきている。現行医療制度の理解なしには語れない。医療法を中心に医師法・個人情報保護法・民刑法に及ぶ、複雑・多岐にわたっている医療関係法の体系的解説。
目次
第1部 医療の法システム総論
第2部 医療法の重要な課題(医療情報の保護と利用;医療の安全の確保)
第3部 患者中心の医療―医療行為法(患者と医師の法律関係;医師の義務と患者の義務)
第4部 医療提供体制(病院と診療所に対する規律;医療計画)
第5部 医療法人
著者等紹介
山口悟[ヤマグチサトル]
昭和28年群馬県生まれ。昭和52年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。群馬県庁入庁後、学事文書課法規係長、高齢政策課福祉施設係長、商政課大型店調整係長、監査室課長補佐、医務課次長、東部保健福祉事務所企画福祉課長、群馬県立がんセンター事務局長を経て、平成23年4月から文化振興課長。平成14年度から19年度まで関東学園大学法学部非常勤講師(行政法3(地方自治法))(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。