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内容説明
従来、学習者が集う社会教育施設として理解されてきたミュージアムを、メディア・テクノロジーによって構造化され、多様なコミュニケーションを媒介する空間“メディアコンプレックス”として描き直す。丹念な資料調査をもとに20世紀の英米圏のミュージアム史を更新するとともに、ポスト・オーディエンス研究の道筋を照らし出す労作。
目次
第1章 「来館者」から「ミュージアムコミュニケーション」へ
第2章 ミュージアムという実験室
第3章 ミュージアムをめぐるメディア論的想像力
第4章 ミュージアムコミュニケーション概念の規格化
第5章 ミュージアムコミュニケーション概念のメディア論的転回
第6章 双方向化するミュージアムコミュニケーション
第7章 メディアコンプレックスとしてのミュージアム
第8章 方法としてのミュージアムコミュニケーション
著者等紹介
光岡寿郎[ミツオカトシロウ]
1978年生まれ、横浜育ち。東京大学文学部卒業。同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文化資源学)。また、ロンドン大学ゴールドスミス校にてMA in Media&Communications修了。早稲田大学演劇博物館グローバルCOE研究助手、東京経済大学コミュニケーション学部専任講師を経て、同准教授。専攻は、メディア研究、ミュージアム研究、文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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