野球の本当のこと、ぜんぶ話そう!

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784796695893
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

なぜ、あのプロ野球選手は活躍できるのか。腕が短いから勝てる“ダルビッシュ有”、他の投手とテンポが違う“斎藤佑樹”、ホームランを封印した“イチロー”などなどフォームから身体の秘密まで完全分析。野球ファンとトップ選手を目指す君に贈る工藤公康だからわかる真実。

目次

第1章 なぜダルビッシュはメジャーでも勝てるのか?
第2章 なぜ松坂はメジャーで故障したのか?
第3章 なぜ山本昌は現役を長く続けられるのか?
第4章 なぜイチローはホームランが打てるのに狙わないのか?
第5章 なぜ生え抜き監督が優勝しやすいのか?
第6章 なぜ巨人に絶対的守護神が現れないのか?

著者等紹介

工藤公康[クドウキミヤス]
1963年生まれ。176cm、80kg、左投げ。名古屋電気高校卒業。高校3年の夏、甲子園に出場し投手として活躍。ノーヒットノーランを含む活躍でベスト4に進出。その後、西武ライオンズに入団。91年から4年連続2ケタ勝利(ダイエーを含むと5年)。94年オフにFAで福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)に移籍。その後、優勝に貢献し、99年オフに読売ジャイアンツに移籍。2000年の日本一に貢献する。2011年12月9日引退を表明。現在は野球解説者、評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

41
投手として筋肉の動きを熟知している工藤氏の著書。もう少しスポーツ医学について知見があれば、より面白いと思うのだが、こちらの知識不足によるモヤモヤ感も否めない。ただ今年の成功の要因が見える内容も見られる。彼は秋山、渡辺両元西武監督の成功を間にあたりにしていて、選手をやる気にさせる手腕を手に入れたのではないかと思う。ただその事が逆に混乱時の収束に役立つかどうかが、これからの見所と思う。ある意味原監督の一年目に似ている気がする。この本の趣旨は彼が後書きで書いている様に、コーチや指導者向けのメッセージに感じる。2016/03/16

西澤 隆

4
なぜ山本昌は長く続けられたのかなど6つの「なぜ」に答える形の本書。だがそれを答えに繋げるのではなく、野球選手が自らの体をどう操作して実現するかという仕組みへ話を繋ぐためのマクラ。だから語られるのは球界裏話ではなく例えば「速球を投げるためには長くボールを持って長い時間ボールを加速するのが有利」といった様々な「メカニズム」と、自分の体にあったメカニズムを探し出すため日々考えてトレーニングすべきだというアスリート(とコーチ)への啓蒙なのだ。そしてあらためて思うのは「工藤って野球オタクだなあ」ということなのです。2016/10/07

6だ

4
タイトルから、よくある引退後にばらすゴシップや内幕的なものかと思ってたが、まるで違った「長年プロ野球の選手でいるためのバイブル」みたいな本。 あとがきにも「野球ファン」より「野球を志す若者やすでに現役を引退して、コーチをしている方」向けの内容が多くなったと書かれているが、野球選手というよりトレーナーや専属医師の書いたと思えるような、プレーのメカニック的な部分、筋肉の使い方・動き方・鍛え方等に多くの頁が割かれている。 逆に言うと本人がこれだけ意識的に体を使ってたから長年あれだけの活躍ができたのかもしれない。2013/10/16

akanishi

2
現役引退し解説者のときの著作。けっこうしちめんどくさいことを言う人なのだな、と2016/09/21

K

2
こういう引退後の著書ですげぇいいこと書いてあっても監督・コーチになってチームが不甲斐ない成績になるとエラく叩かれる…そのへんもプロ野球の世界やな。2013/08/05

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