別冊 宝島<br> 社会学入門

別冊 宝島
社会学入門

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  • サイズ A5判
  • 商品コード 9784796691765
  • Cコード C9436

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

6
10年以上ぶりに読む。当時出た社会学入門書としてはレベルが高く、ルーマン、ハーバマス、ギデンズやブルデュー、ウォーラスティン、フーコー、アルチュセールにもきちっと言及してある。佐藤健二の「博物誌の社会学」もハイクオリティ。他にスポーツ社会学や、演劇社会学、観光社会学も。佐藤「よく調査方法論を論ずるときに使われる「主観的/客観的」という用語があります。ここには、社会学の科学コンプレックスが濃厚に残っています…法則というようなことばと野合すると大変に始末が悪い。めったなことでは使わないほうが無難なのです」2015/09/02

Nobu A

5
先日読了の「知的複眼思考法」で紹介の本を全国網羅のアマゾンネットワークで入手。経年劣化で色褪せた1993年発刊本。身近でありながら複雑怪奇な社会現象。敷衍すると、各事象が多面的で諸要素が複雑に絡み合っているから。細分化された都市社会学やスポーツ社会学等20講座収録。中でも「社会調査論」と「環境社会学」が興味深い。そして、巻末の社会学者3名による鼎談が様々な理論を現代社会に落とし込んでいるから分かり易く面白かった。社会を俯瞰するには切り口(理論)が必要。複眼的思考養成と社会学理解は相関関係にあると思う。2020/10/16

高円寺

1
個別の論考には今読んでもおもしろいものはあるけれども、「常識破壊ゲーム」としての社会学を前面に押し出している点で、歴史的価値のほうが目立つようになったと感じる。2022/02/01

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