このライトノベルがすごい!文庫<br> 魔法少女育成計画

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このライトノベルがすごい!文庫
魔法少女育成計画

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796680394
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

大人気ソーシャルゲーム『魔法少女育成計画』は、数万人に一人の割合で本物の魔法少女を作り出す奇跡のゲームだった。幸運にも魔法の力を得て、充実した日々を送る少女たち。しかしある日、運営から「増えすぎた魔法少女を半分に減らす」という一方的な通告が届き、16人の魔法少女による苛烈で無慈悲なサバイバルレースが幕を開けた…。第2回『このライトノベルがすごい!』大賞・栗山千明賞受賞作家の遠藤浅蜊が贈る、マジカルサスペンスバトル。

著者等紹介

遠藤浅蜊[エンドウアサリ]
ライトノベル作家。第2回『このライトノベルがすごい!』大賞・栗山千明賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

159
16人の魔法少女のバトルロワイヤルという設定を作品の分量が多いわけでもないのに生かしきっているのは見事。それぞれのキャラも書き分けている上、様々なシチュエーションが展開する。文体がクールで簡素なため乾いたトーンがあり陰惨さを感じさせない。良い意味でライトノベル離れしたセンスがあり、濃厚な仕上がり。2012/10/20

まりも

113
可愛い魔法少女が殺し合う話。この作品の魅力は可愛いイラストとのギャップと疾走感のある展開ですね。主役の友人だろうがただの脇役だろうが同じ扱いで殺されていくので次に誰が死ぬのか分からずハラハラしっ放しでした。ねむりん、アリス、トップスピードが死んだ時はめっちゃ悲しかったです。残念なのは魔法少女ひとりひとりの掘り下げが浅かった点とオチがちょっと弱い所でしょうか。そのため何だか物足りなさを感じました。これからこの作品がどうなっていくのか期待してます。2015/02/13

流言

78
キャラクター一人一人の能力がきちんと論理能力として機能しており面白い。”手裏剣が必中””穴を開ける””音を操る”というシンプルな能力が意外な脅威として牙をむく。また、ソーシャルゲームという設定から魔法少女の正体が必ずしも女性ではないというのも意外性があった。妊婦から男子学生、母親までバラバラの人生がまとめて台無しになる話。……なのだが、それを超えるものではない。キャラクターが次々に死ぬシーンは淡白な表現で、バトルロイヤルものながら葛藤や悲壮さ、絶望感という点で物足りないものが残った。期待し過ぎだったかも。2014/01/07

異世界西郷さん

73
アニメ化決定に際して再販されていたので、これを期に読んでみました。まさに仁義もへったくれもない展開にページをめくる手が止まりませんでした。自分が死にたくないが為にキャンディを奪い、或いは同じ魔法少女を殺したりと段々と人としてのタガが外れていく様は、強大な力を持つことの難しさみたいなものを感じさせます。とはいえ、最後は希望が持てる終り方(にしては、血が流れすぎていますが)で良かったと思います。この話、もう完結していると思うのですが、次巻はどのような話になるのでしょうか。引き続き読み進めていきます。2015/09/12

おかむー

67
「『まどマギ』と『バトルロワイアル』を足して二で割ってソシャゲで味付けしたらこんなのができました」という感じのダークファンタジーラノベ。『可もなし不可もなし』。『よくできました』にしてもいいぐらいに読みやすく、能力バトルらしい駆け引きと騙し合いも不満なし、展開も無理なく納得はできた部分はプラスなポイント。逆にいえばどの要素も「どっかで見たような」であり、ほぼカバーイラストとあらすじどおりの“残酷な真実が隠された魔法少女モノ”の域をこえていない部分のマイナスが勝ってしまったね。とはいえ楽しめた作品ではあった2014/10/25

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