内容説明
あなたの親しい隣人たちが泣きわめき、踊り狂い、抱きあって「ちがう自分」に変わっていく。人はいかに「洗脳」されていくのかを迫真の筆致で描くサイコ・ノンフィクション。自己開発セミナー潜入体験記。
目次
「自己開発セミナー」潜入体験記(自分自身の心のなかを“旅する”ために;ベーシックセミナー;インタビューとポストセミナー;アドバンスセミナー;元トレーナーとの対話)
誘惑するセミナーあるいは、人はなぜセミナーに「はまる」のか?(「勧誘」はなぜ断れないか?;人はいかに「洗脳」されるか?;エンロールという落とし穴;ドラッグ・ヒッピー・ベトナム;大衆社会の「変わりたい人びと」)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モッタ
11
★★☆☆☆ 80年代の自己啓発セミナーの模様が描かれていた。自己啓発セミナーや宗教団体の勧誘は”汚い”手を使う。2013/01/30
Humbaba
3
洗脳の最も恐ろしいことは,自分が洗脳されたということを認識できないということである.そして,良いことをしていると思って他者を勧誘してしまう.例え運良く抜けられたとしても,他人を巻き込んでしまっているために元と同じ人間関係を築くことは非常に困難になってしまう.2011/10/07
さいぜりあ
1
こわかった。著者さんの体験談が細かく鮮明に書かれていた。2012/02/19
かねこ
0
面白い日記を読んでるみたい。 これは本当にアタリの本だった!2017/05/29