工夫の連続―ストレンジDIYマニュアル

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  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784794971906
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C0052

内容説明

“デザイン=工夫”と捉えれば、だれもが作り手になれる!ホームセンターで買える道具から道路脇のガードレールまで、あらゆるものを使い倒す、すこし不思議なDIY的方法論!

目次

フルーツ・ボウル
家具以前の家具
フレーム
スツール・ハック
ストレンジ・テンセグリティ・テーブル
スポンジ・シェルフ
OAフロア・シェルフ
ゴールド・パイプ・システム
3面の家具
ビスキャップ・チェア
クッション・モジュール
万力テーブル
ラッピング・ソファ
ラッシング・ベルト・テーブル
ベンチをボムする
サッカーゴール・パヴィリオン
団地をムービーシアターに
駅の階段を劇場に

著者等紹介

元木大輔[モトギダイスケ]
DDAA/DDAA LAB代表。CEKAI所属。Mistletoe Community。シェアスペースhappa運営。武蔵野美術大学非常勤講師。1981年埼玉県生まれ。2004年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、スキーマ建築計画勤務。2010年、建築、都市、ランドスケープ、インテリア、プロダクト、ブランディング、コンセプトメイクあるいはそれらの多分野にまたがるプロジェクトを建築的な思考を軸に活動するデザインスタジオDaisuke Motogi Architecture(現DDAA)設立。2019年、コレクティブ・インパクト・コミュニティを標榜し、スタートアップの支援を行うMistletoeと共に、実験的なデザインとリサーチのための組織DDAA LABを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れっつ

35
ちょっと異色のDIY本。有り物を使って組み合わせたり、繋いだり、包んだり、留めたりなどして簡単に作れる、屋内外で使える家具・小物を紹介。石のベンチをプチプチで覆ったり、木のスツールの下部に座面と同じ板を乗せてバッグ置きにしたり、ちょっとした気づき・発想が冴える。ガードレールや歩道フェンスに挟んで立て掛ける布製の椅子や、道路標識に挟む小物置きにはびっくり!これなら外でも寛げる。そしてこの本、少し重いが、どのページも開いたままの平たい状態を保てる作りなのも工夫が効いている。ページをめくるたび、なるほどの連続!2020/10/24

Sanchai

3
面白かった。作品のひとつひとつがどのような発想から生まれていったのか、解説もついていてわかりやすかったし。作品に「完成というのはない」と何度か強調されているが、それが各々の作品にどう込められているのかもよくわかった。Street Bombと称して製作されたガードレール付属型ベンチには特に惹かれた。そういう目で街を見ると、住みやすい街にどうしたら変えていけるのか、工夫のタネは結構そこらじゅうに転がっているのではないかと思えてきた。2021/01/22

齋須幸太郎

1
いいステートメントになってる2021/06/30

ttdvl

1
デザインって、ちょっと不恰好だなとか不便だなって思うものに対して、少しの捻りと新しい視点によって作り上げていくんだなと、再認識。 モダニズムによって、モノのデザインは合理的に多くの人がその恩恵を受けることのできるように考えられてきたけど、ノイズやニッチを受け入れてくれない。そんな合理的なモノに対して、少しのデザインを加えて、今ある普通がちょっと楽しい普通に変えることは面白いなと。既存物に手を加える、リノベーション的な考えに共感。2020/10/15

YuYu

1
デザインは工夫である。多義的でよくわからないデザインという言葉を工夫と捉え直すだけでとても身近なことに思えた。更に筆者は改変可能であることや完成していないことを良しとし、それが達成できる乾式で分解可能な工法に可能性を感じている。大量生産で均一なデザインが溢れてる時代を実践的にハックしていてとても現代的に思えた。2020/10/05

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