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出版社内容情報
水谷昌史[ミズタニマサシ]
著・文・その他
内容説明
視覚障害者、世間を斬る!「ハンディはないほうがいいし、お金は多いほうがいいし、見た目もいいほうが有利だ」と、視覚障害者(全盲)で80歳の著者は言う。障害、差別について、タブーを恐れず、社会の本質に迫っていく本書、「視覚障害者の半分を敵に回すかも…」と著者自身が心配するほどである。「障害は個性だ」「障害者だって何でもできる」「障害者は純粋だ」など、「すべて眉唾ものです」という記述まである。著者が求めているのは、真のバリアフリー!
目次
第1章 目が見えないという現実(「おめでとう」の有効期限は?(二〇一〇年一月号掲載)
我輩はハンディーダンディー(二〇一〇年三月号掲載) ほか)
第2章 スポーツ放送を聞いて七〇年(百聞は一触に如かず(二〇〇九年一〇月号掲載)
プロ野球、企業のものから市民のものへ(二〇一二年四月号掲載) ほか)
第3章 事故・災害・コロナ禍を見る(チリの落盤救出劇―美談に終わらせていいのか(二〇一〇年一一月号掲載)
気をつけたい―一億総評論家現象(二〇一一年四月号掲載) ほか)
第4章 政治を見る(ミンミン、ジーミン―連呼のはじまりです(二〇〇九年八月号掲載)
IT選挙、問われるのは有権者の情報リテラシー(二〇一三年三月号掲載) ほか)
第5章 社会を見る(消えることのない劫火の夏の記憶(二〇一〇年八月号掲載)
加害と被害を体験した日本、反戦・平和へ発言の義務あり(二〇二二年五月号掲載) ほか)
著者等紹介
水谷昌史[ミズタニマサフミ]
1942年1月24日、三重県生まれ。三重県立盲学校卒業。2003年、同誌編集長を辞任。この間、日本盲人福祉研究会(文月会)、全日本視覚障害者協議会会員として各活動に参加。日本盲人社会福祉施設協議会点字図書館部会発行の『点訳のてびき』初版の編集委員を務めた。現在は、2022年に創刊100周年を迎えた「点字毎日」(毎日新聞社発行)の電子データ化にボランティアとして関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。