現代社会用語集 (増補版)

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現代社会用語集 (増補版)

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794811882
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

出版社内容情報

 本書は「社会学概論」などの大教室を中心に、のべ1万5千人の大学生に話をしてきた著者の名物講義をもとにしたものです。社会をよみとく視点の鋭さ、読み物としてのおもしろさで、2018年初版後の3年度をつうじて学生諸氏におおいにうけいれられ、このたび増補版を刊行する運びとなりました。若者の貧困が深刻化の一途をたどるなかで、多くの学生さんに「この本なら卒業後も本棚に置きたい」と思ってもらえたことに、著者ともども心から感謝しています。
 コロナ禍でオンライン授業が主流となり、学生生活がほぼ閉ざされたにもかかわらず、高額な学費だけはとられる。友だちに会えない/そもそも友だちができない、資料や設備が使えずまともに勉強できない、まして将来など思い描けそうにない。こんなんじゃとられ損だから退学したい―そう考える学生が増えるのも当然です。この惨状に対して国も文科省も、ほとんどの大学当局も教員も声を上げず、はては単位をエサに五輪タダボラを強制する始末。いったい何がどうなっているのでしょう?
 高い学費も、お上意識も、経済至上主義も、「逆らってもしかたのない、あたりまえのこと」なんかじゃ決してない。まずはひとつひとつ、ことばや概念をていねいにときほぐしていって、この異常な事態がどこから来たのか、考えてみよう。本書はそのように告げています。
 この3年のあいだ、いろんなことがありました。香港民主化動乱、アメリカの政権交代、モリカケ問題、そしてパンデミック。増補版ではこれらの出来事もふまえつつ、「腐敗」「陰謀論」「ウイルス」など最も熱い話題に関係することばを加筆。さらに学問の世界全体に影響を与える注目の概念として「文明」「人類学」などもくわえました。このイカレた世界を理解し、変化をうながすための思索の格好の道具として、学生のみなさんはもとより、多くのかたにご活用いただければ幸いです。(編集部)

内容説明

異常に高い授業料、閉ざされた学生生活、五輪ファシズム…このゆがんだ社会を理解し、その“外部”へ旅するために。157のキーワードを手にコロナ渦中/後を思考しよう。社会学の人気講義録、最新の話題を加えた待望の新版!

目次

ことば
ひと
出来事
シネマ

著者等紹介

入江公康[イリエキミヤス]
1967年生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程後期単位取得退学。現在、東洋大学、文教大学、東京農業大学、立教大学などにて非常勤講師。専攻は社会学・社会思想史・労働運動史・労働者文化論・生命倫理など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。