内容説明
あ!インクがたれちゃった。かきなおそうかな?…ん?このしみなにかににてるね。ささいなミスも、大失敗も、“想像力・表現への意欲・探究心”の魔法をかければとびきりのアイディアに変わり、大傑作を生む―遊び心あふれる文章、アーティスティックな絵、だれにもわかるシンプルなストーリーであらゆる世代の読者をはげましてくれる、やさしく、あたたかく、うつくしい絵本。
著者等紹介
ルウケン,コリーナ[ルウケン,コリーナ] [Luyken,Corinna]
新進気鋭の絵本作家。1978年サンフランシスコ生まれ、ミドルベリー大学卒。ワシントン州に夫・娘とともに住み、自然・家族・人々の暮らしからインスピレーションをうけて創作をつづけている。いずれの作品もこどもの想像力や創造性を育むすぐれた副教材として全米の教育現場で広く採用されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
27
新着棚で。絵を描いていて失敗すること、よくある。目の大きさがそろわなくて、直しているうちに、どっちも巨大に……(笑) あるある。これは、そういう失敗こそ、アイデア次第で、大傑作になると伝えている。失敗を恐れず、楽しもう!と伝えている。でも、ルウケンさんの絵、うますぎる~! そういう意味で、伝わるかな(苦笑)2021/03/17
ヒラP@ehon.gohon
21
絵を描くことなどないのですが、この絵本を読んでいて、失敗を成功に導く法則のようなものを感じました。 小さな失敗で立ち止まってしまうのではなく、手を加えることで失敗を成功に変えることが出来るのだという発想力の大切さを語っているようです。 些細な事も、大きな事の一部だと思えば気持ちも大きくなれるということも語っているように思います。 シンプルだけど壮大な絵本です。2021/06/12
ほんわか・かめ
19
絵に上手下手はあるかもしれないけど、まちがいなんてないよね! 目の大きさが揃わない、首がなんだか長くなっちゃった、なーんてことになっても、ほら、なんだか素敵じゃん♪ たくさんの子どもたちが一本の木に集い遊んでいる絵(なんだか藤城清治さんの絵のよう!)をどんどんズームバックさせると、なんと頭の上の様子に。まるで頭に浮かんだ想像力を見ている気分。裏表紙には“想像力をときはなとう”とあった。〈2021〉2021/05/11
mntmt
11
まちがいから始まる、想像の旅。2022/04/22
mintjam_
5
間違ったと思うから間違いになる。今までと違うやり方を試すチャンスだと思えば良いのです。絵の実演を通して創造の芽を育ててくれる絵本です。最初は落書きだったものが、とんでもない傑作になりました。ブログでの感想→ http://milkysunday.blog29.fc2.com/blog-entry-3107.html 2022/04/30