「学校」をハックする―大変な教師の仕事を変える１０の方法

バーンズ，マーク〈Ｂａｒｎｅｓ，Ｍａｒｋ〉/ゴンザレス，ジェニファー【著】〈Ｇｏｎｚａｌｅｚ，Ｊｅｎｎｉｆｅｒ〉/小岩井 僚/吉田 新一郎【訳】

新評論（2020/11発売）

• サイズ 46判／ページ数 196p／高さ 19cm
• 商品コード 9784794811660
• NDC分類 374.3
• Cコード C0037

内容説明

時間に追われる場所から、社会に出て必要とされることが学べる空間へ。今ある資源を有効活用するための具体的なアイディアが満載！

目次

クラウド会議―会議をオンライン・ディスカッションとクラウド・フォルダーに置き換える
オープンクラス・チャート―見学可能な授業の一覧表で教師の協働を後押しする
教師の静寂エリア―喧騒から逃れ、静かに授業準備をする
行動の記録―一冊のノートでクラス運営をスムーズにする
生徒によるメディア・サポートチーム―生徒による簡易なＩＣＴ問題の解決
メンター・チーム―複数のメンターで若い教師を育てる
授業内反転授業―反転授業を授業内で行うことで難しさを乗り越える
三六〇度の生徒情報―多様な視点から生徒のデータを集める〔ほか〕

著者等紹介

バーンズ，マーク［バーンズ，マーク］ ［Ｂａｒｎｅｓ，Ｍａｒｋ］
ベテランの教員で、ハック・シリーズの発案者。これまでに多くの著書があり、ＳＮＳなどを通じて多くの教師に影響を与えている

ゴンザレス，ジェニファー［ゴンザレス，ジェニファー］ ［Ｇｏｎｚａｌｅｚ，Ｊｅｎｎｉｆｅｒ］
１２年の教師経験があり、中学校で英語を教え、大学で教員養成にも携わる。２０１３年にブログ「教育礼賛（Ｃｕｌｔ　ｏｆ　Ｐｅｄａｇｏｇｙ）」をはじめ、様々な教育問題を扱っている

小岩井僚［コイワイリョウ］
私立中高国語科教員。自身が受けてきた国語科教育に疑問をもち、大学卒業後はアメリカの大学院へ進学。自身が学び続けることで、既存の考えにとらわれずに「話すこと・書くこと・読むこと」を通して生徒と教師がともに学び続けられる時間をつくることを目標にしています（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[BECCHI]

子どもたちに本を読む文化を作りたい。ということで、図書コーナーを作る。子どもたちが本を集め、本を管理し、本を広める！これは良い！ それから、ICTを使って開かれた教室にする。子どもたちの学習を公開する。Chrome bookで授業を撮影してクラスルームにあげてしまうのはとても良い！ この二つに取り組んでみようと思う

2023/07/23

[しろ]

①授業の中で反転学習を取り入れる、②SNSで学びを公開する、③図書室ではなく、図書コーナーをつくる、④教師が静かに作業できるスペースを用意する、⑤生徒の情報を1つのデータにまとめる。

2021/04/20

[ほやほーや]

自分の学校でも実施してほしいアイデアばかりだった。学校は、教師と生徒両方が学べる場所であるべきという著者の意見に同意する。大人になっても学び続ける、その姿勢がかっこよかった。

2020/12/13