内容説明
エンパワーメントの主人公は生徒!「オウナーシップ」「選択」「エンパワーする(潜在能力を引き出す)」をキーワードにして、最新・最良の授業法を紹介。
目次
生徒がオウナーシップをもつことと、世界を変えた教師のスナップ写真
教師、親、リーダーとしての私たちの役割は、子どもたちを「何か」のために準備させることではなく、生徒が自分で「何でも」できるように、準備するのを助けること
生徒をエンパワーすることは、情熱、興味関心、未来を追求するために必要となる知識とスキルを彼らに提供すること
生徒の選択こそが、オウナーシップとエンパワーメントの肝―「必要とすること」から「切望すること」への転換です。
学ぶための計画表を提供することが大切なのではなく、生徒が自分で計画をつくれるように助けることが大切―選択を提供することから、可能性を呼び起こすことへの転換が私たちには必要
生徒にオウナーシップを与えるというマインドセット―従順なマインドセットから、自立的なマインドセットへの転換
生徒は誰もがつくり手(メイカー)―消費することから、つくり出すことへの転換
評価は楽しいものであるべき―そんなこと、ありえないでしょ。本当です。私たちは真面目です。
私たちの学びのストーリーには、「失敗」ではなく「失敗すること」が含まれるべき。これら二つには大きな違いがある―失敗から、失敗することへの転換
生徒が学校に合わせるのではなく、学校を生徒に合わせるべき―段階的なシステムから調整可能なシステムへの転換
もしストーリーが自分のものなら、その学びは学習者をエンパワーする
生徒をエンパワーする際の出発点
著者等紹介
スペンサー,ジョン[スペンサー,ジョン] [Spencer,John]
教師が学校や授業を創造性とワンダー(驚き)の拠点にすることと、デザイン思考を通して子どもたちがメイカー(作り手)のマインドセットをもてるようにエンパワーすることを探求している。12年間アリゾナ州の中学校で教えたのち、2015年からオレゴン州にあるジョージフォックス大学の教育学部で教えている
ジュリアーニ,A.J.[ジュリアーニ,A.J.] [Juliani,A.J.]
現在、ペンシルバニア州にあるセンテニアル教育委員会(Centennial School District)で「テクノロジー&イノベーションの責任者」を務めている。それ以前は、中学校や高校で英語の教師をしていた。生徒の主体性、選択、エンパワーメント、探究学習、デザイン思考などをテーマにした本を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。