フィンランド公共図書館―躍進の秘密

個数:

フィンランド公共図書館―躍進の秘密

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 17時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794811394
  • NDC分類 016.238
  • Cコード C0000

内容説明

フィンランドの知識の森にようこそ。各地の公共図書館を通してみるこの国の秘密。

目次

第1章 フィンランドの社会と公共図書館
第2章 市民とともに起こす公共図書館革命―市民の夢のオーディ図書館
第3章 すべての住民サービスを「一つの屋根の下で」―イソ・オメナ図書館
第4章 メディアも目が離せないほど元気すぎるカッリオ図書館
第5章 出会いのエントレッセ図書館
第6章 図書館らしさにこだわり、サステイナビリティを追求するムンキニエミ図書館
第7章 公立学校の図書館と公共図書館の一体型モデル―サウナラハティ図書館とカウクラハティ図書館
第8章 住民が自然に集まる図書館は元食料品店―ポフヨイスハーガ図書館
第9章 伝統に安住せず、挑戦を恐れずに前へと進む
終章 どこに住んでいても図書館サービスは平等―地方の公共図書館

著者等紹介

吉田右子[ヨシダユウコ]
筑波大学図書館情報メディア系教授。博士(教育学)。専門は公共図書館論

小泉公乃[コイズミマサノリ]
筑波大学図書館情報メディア系助教。博士(図書館・情報学)。専門は公共経営論、オスロ・メトロポリタン大学応用科学学部社会科学学科アーカイブズ学・図書館情報学コース客員研究員。主な著作にInherent Strategies in Library Management(Oxford;Elsevier:Chandos Publishing、2017年、第47回(2018年度)日本図書館情報学会賞)

坂田ヘントネン亜希[サカタヘントネンアキ]
筑波大学国際総合学類卒業。エスポー市・エントレッセ図書館勤務。フィンランド語学習グループ、音楽読み聞かせ、3Dモデリングワークショップなど幅広くイベントの企画運営に携わる。現在は、主にメーカースペースの展開や他部門との融合に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さぜん

58
著者がおわりに「読書好きと言えば日本も負けてはいない。自分のペースで何十年にもわたって本を読む事で自己との対話を繰り返してきた人びと」と読書好きに国の差はないと述べている。公共図書館が日常生活に織り込まれ、目の前にいる利用者が必要としているサービスを提供することに尽力を尽くす。図書館読書コーチの存在は面白い。司書が読書カルテを作りカウンセリングを行い選書する。10000円選書みたい。日本の公共図書館がすぐにでも取り入れられるサービスもあるだろう。まずは知ることから。2022/07/06

みねたか@

35
本を読むこと中心の伝統的リテラシーから、言語、視覚、聴覚、運動感覚など全てを司って情報を取り入れ解釈、発信する「マルチリテラシー」への転換。静寂を求める人の場所は確保しつつ、人々が集い出会う場、創造・創発の場へ。時代の変化の中で軽やかに飛翔する公共図書館の姿が本当に刺激的。誰にも開かれた場であることが重要。カッリオ図書館の「あまりにも住民と職員が前向きに図書館を動かしていくため、あっという間にカオス状態になってしまう」という悩みに驚きつつ、日本でも刺激的なチャレンジが生まれてくるのだろうと期待するところ。2023/01/23

Nobuko Hashimoto

27
「住民の居間」と呼ばれるフィンランドの図書館。ものづくり、地域住民の交流、生涯学習にと、「勢いよく」活用されている。おしゃべりも飲食も、節度を保てばOK。本を読むことを中心とする伝統的なリテラシーだけではなく、言語、視覚、聴覚、運動感覚などマルチリテラシーを身につけるための場へ。フィンランド社会の目標である平等の達成を支える役割を担っているという意識が浸透していることが大きい。月イチ書評で取り上げました。https://www.kansai-woman.net/Review.php?id=2017082020/04/11

marumo

18
ちょっと飛ばし読みでしちゃいました。北欧は図書館先進国らしく、その中でも牽引者なのがフィンランドだとか。他の国がカフェの併設などに力を入れてるのに、そこはあまり重要視していない…というのが印象に残りました。図書館本来の機能を充実させたいのですね。登録カードの確認もしないで、さまざまな要望に応えるところは、さながら市民の何でも屋さん。各方面のエキスパートがスタッフとして働いているそう。官製ワーキングプアと呼ばれる日本の公共図書館とはレベチ過ぎて参考にもならないです…2022/08/05

軍縮地球市民shinshin

17
北欧諸国は税金が高いので社会福祉施設は充実している。フィランドでは図書館は社会福祉施設になるらしい。日本では社会教育施設なのでその点意識の違いがある。ちなみに点字図書館は日本でも社会福祉施設扱い。ただやはりフィンランドは受益者負担という考えもしっかりあり、コピーが1枚52円というのは高い。3Dプリント1回91円、また本の紛失や汚損もきっちり補償金をとっている。日本では全部タダ。最近の公立図書館有料化論というのは予算不足から海外のこういう事例を参照してのことだろう。2020/10/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14605234
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。