良いスウェーデン、悪いスウェーデン―ポスト真実の時代における国家ブランド戦争

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良いスウェーデン、悪いスウェーデン―ポスト真実の時代における国家ブランド戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794811301
  • NDC分類 302.389
  • Cコード C0036

内容説明

「真実」も「嘘」も瞬時に千里を走るネット時代、280字の「つぶやき」を武器とする戦争がはじまった!?刺激に満ちた政治・社会・文化エッセイ。

目次

第1章 クリスマスの灯、暴動、理想郷の崩壊
第2章 トランプ、アイゼンハワー、成功の価値
第3章 難民とオルタナティブ・メディア
第4章 突然変異
第5章 ニュースの心理学と経済学
第6章 ポスト真実の世界
第7章 スウェーデン式の逆襲
終章 国家ブランド戦争を勝ち抜くために

著者等紹介

ラパチオリ,ポール[ラパチオリ,ポール] [Rapacioli,Paul]
1973年生まれ。イギリスのブリストル大学を卒業後、同国のインターネット求人情報サイト会社で社長を務めたのち、スウェーデンをはじめヨーロッパ各国のニュースを英語で配信するネットニュース会社「The Local」を創業し、現在に至る

鈴木賢志[スズキケンジ]
1968年、東京都生まれ。明治大学国際日本学部教授(学部長)。政治・国際研究博士(PhD)。1992年に東京大学を卒業し、株式会社富士総合研究所(現みずほ情報総研)に勤務後、英国ロンドン大学に留学。その後、英国ウォーリック大学を経て、1997年から2007年までスウェーデン、ストックホルム商科大学欧州日本研究所で研究・教育に従事。2007年から2008年にかけて英国オックスフォード大学客員研究員を経て帰国し現職。2015年より一般社団法人スウェーデン社会研究所の代表理事・所長に就任。近年は主として日本とスウェーデンを中心に、先進諸国の社会システムと人々の社会心理を比較研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロア

20
スウェーデンにも国際問題はあるし凶悪犯罪も普通に起こる。ただその報道のされ方が他国と違う。誰もが羨む国だからこそ、ほんの些細な綻びにもメディアが飛びつき、自分たちに都合よく拡大解釈して真実を捻じ曲げ、よりショッキングで悪意のあるニュースに仕立て上げる。良いニュースよりも悪いニュースに反応する私たちは、それが真実なのか嘘なのか考える事もせず「スウェーデンは見かけよりもずっとずっと悪いんだ!」と溜飲を下げ、そのフェイクニュースを無邪気に拡散してしまう。ネット情報を鵜呑みにしないよう意識する事はとても大事。2019/11/16

スプリント

7
良いイメージが先行しがちの北欧諸国の雄であるスウェーデンの現代事情について書かれています。初めて知ることも多く勉強になります。2019/11/03

人生ゴルディアス

2
北欧のお高く留まった態度と、超☆福祉国家! というのがどうにも信用ならず、鵜の目鷹の目で北欧のあらさがしをしている中本書が目に留まり、本書はまさにそういう輩がネット上でスウェーデンについての悪い情報を時に誇張し、時に捏造してまでも発信することについて、現地メディアとして対応した経験や、それとどう戦うかという内容でした。自分だけでなく世界中がイライラしてることや、スウェーデンは昔から戦略的に国としての広報に力を入れてきたこと等が知れてよかった。ただ、やっぱり国の良いところしか書かれてなくて、うーん…となる2020/05/22

かーんたや

1
たしかに国家ブランド戦略に騙されている気はする。悪い面は犯罪とかのことが中心で、福祉教育依存のことが書かれていなかった。2021/02/24

Yoko Kuyama

1
コロナ以来さらに激化している「良いスウェーデンの物語」 対 「悪いスウェーデンの物語」の戦争。 歴史的な経緯から、なぜスウェーデンがこの戦争の標的になったのかがよくわかる。きれいなものを汚く踏みにじるのが楽しいという人間の心理を利用し、特に英米の政治家がクリーンなスウェーデンに「ほぼ根も葉もない批判」をすることで注目を集めてきた。 平凡なニュースが、いかにして過激で目を引く恣意的なニュースへと変貌していくかの過程も具体的に示されている。そのような現象は、コロナ中にも何度も見かけた。2020/05/24

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