ジハードと死

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794811240
  • NDC分類 316.4
  • Cコード C0036

内容説明

「イスラーム国」が崩壊しても問題は解決しない―テロリストの膨大なプロファイルを非宗教的観点から読みとき、周縁化された若者たちを「死にがい」に誘う幻想の正体を暴く。世界8カ国語に翻訳されたフランスのベストセラー日本上陸。

目次

第1章 ジハーディズムとテロリズム―死の希求(テロリズムとジハーディズムの新しい形態;ジハーディズムがジハードにとってかわるとき;放逐と自殺によるテロリズム;新しい過激主義者)
第2章 過激派とは誰か?(テロリストのプロフィール;仲間、兄弟、女性;若者文化、非行、反抗;新生(born again)または改宗
「客観的」な原因の不在
中東紛争との関連)
第3章 ジハーディストの空想世界―過激性のイスラーム化(過激化においてイスラームはどんな位置をしめているのか?;苦しむムスリム社会のために復讐する英雄;過激派の宗教―サラフィー主義の問題;若者の暴力―大義を求める反逆者)
第4章 ビンラーディンの影からダーイシュの太陽へ(テロリストの「第三世代」と新たなグローバル・ジハードという神話;中東とジハードの舞台におけるダーイシュの出現;イスラームの空間と部族の空間;中東の戦略地政学に固有の論理)
結論 アル=ゴドーを待ちながら

著者等紹介

ロワ,オリヴィエ[ロワ,オリヴィエ] [Roy,Olivier]
1949年フランスのラ・ロシェルに生まれる。イスラーム主義および中東・中央アジアの文化・宗教研究を専門とする政治学者・哲学者。フランス国立東洋言語文化研究所およびパリ政治学院で学業を修める。政治学博士、哲学教授資格者。フランス国立科学研究センター主任研究員、フィレンツェ欧州大学院主任研究員。1960年代から数度にわたってアフガニスタンに長期滞在。1980年代におけるソ連のアフガニスタン侵攻に際して、アフガン人とともに抗ソ闘争に加わった。アフガニスタン戦争終結後、ウズベキスタン、タジキスタン、トルコ、パキスタン、イエメン等に滞在し、住民と直接交わりながら宗教・文化について民俗学的調査をおこなった。著書多数。かなりの作品が英語をはじめ多くの言語に翻訳されている

辻由美[ツジユミ]
翻訳家・文筆家。著書:『世界の翻訳家たち』(新評論1995:第44回日本エッセイスト・クラブ賞、第32回日本翻訳出版文化賞特別賞受賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蘭奢待

39
移民第2世代で、宗教としてのイスラムの知識に浅く、教義を守るわけでもないが、ムスリムとして覚醒する。指導者はコーランから都合よく切り取った惹句で、ジハードは英雄だと若者を焚き付け、死ぬためにテロを実行させる。本人は映画やゲームのヒーロー気取り。戦闘服を身にまとい、AK47をかざし、砂漠を疾走する自分。「ばえる」自分を誇らしげにネットに晒す。イスラムがテロなのではなく、現代風の若者がテロリストとなり、イスラムを纏ったと著者は言う。日本で言えばただのくすぶりが劣勢を覆そうとして悪に染まった構図。チンピラだ。2019/08/11

魚京童!

17
宗教的価値観などどうでもいいのだ。死にたいのだ。理由を求めてる。ジハードだ!素晴らしい価値観。みんなに注目される。意味なんていらない。死ねればいい。みんなを巻き込めればもっといい。それだけだ。でもそれを間違いだって言えない。多様性の保護。なぜ人を殺してはいけないのか。それを偏っているといったら、それこそ偏ってる。だから自爆されるがままになるしかない。間違ってる。誰が?正しい?本当に?わからないよ、ロッテ。でもこれが現実。折り合いをつけなくちゃ。折り合いをつけるのに失敗したからこそ、自殺が輝いてる。2019/07/31

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