世界遺産マスターが語る高野山―自分の中の仏に出逢う山

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世界遺産マスターが語る高野山―自分の中の仏に出逢う山

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794810045
  • NDC分類 188.55
  • Cコード C0026

出版社内容情報

2014年秋、171年ぶりに金剛峯寺の「中門」が再建された。何を隠そう、この再建を取り仕切った堂宮大工こそが筆者である。タイトルに記されているように、和歌山県が認定している世界遺産マスターでもある筆者は、高野山で生まれ育ち、これまで青年会議所での活動や本業などを通じてさまざまな文化・歴史を伝承してきた。
 そのような筆者が今回、開創1200年記念として、改めて高野山を見つめ直して広く紹介したのが本書である。これまでに出版されている観光ガイドブックなどでは絶対に知ることのできない「高野山」が、本書で紹介されている。中門再建にまつわるエピソードをはじめとして、語られている高野山の文化・歴史、これらを読むと参詣・観光の仕方が間違いなく変わるだろう。
 筆者は次のように言っている。「高野山には日帰りでなく、ぜひ宿泊していただきたい。静かな座敷で落ち着いて精進料理をいただき、翌朝は本堂にて勤行に参加して住職の法話によって心が洗われてこそ、記憶に残る旅になるのではないかと思っている。そして、朝食後、奥之院の参道を一の橋から奥之院御廟までゆっくりと参拝し、午後は壇上伽藍や霊宝館を丹念に拝観していただきたい。そうすることによって、修行体験として写経や阿字観に取り組もうとする心の余裕も生まれるのではないだろうか」 
 弘法大師空海が1200年にわたって住み続けている高野山、宗派を問わない自由な聖地は、ナショナル・ジオグラフィックが「2015年に訪れるべき世界のベスト20の場所」として日本で唯一選んだ場所でもある。ぜひ、本書を読んでから訪れていただきたい。

【著者紹介】
1960年生まれ。世界遺産マスター第2期生。堂宮大工・一級建築士・一級土木施工管理技士・特殊建築物調査資格者・金剛峯寺境内案内人。これまでに、重文金剛峯寺籠塀修理工事をはじめとして多数の重文・県文の修理を行っている。

内容説明

中門を172年ぶりに再建した堂宮大工が、真言密教の聖地をガイド。松長有慶前管長へのインタビュー掲載。

目次

第1章 高野のなりたち(平和の道;道は人を招く ほか)
第2章 高野山への道(七つの登山口;町石道 ほか)
第3章 待ち受ける伽藍(日本唯一の山内町;ホトケの町にも弁天信仰 ほか)
第4章 高野山の歴史(古地図にもある中央広場;総本山金剛峯寺 ほか)
第5章 奥の院へ(「三途の川」を渡って;キリスト教の碑もある大墓石群 ほか)

著者等紹介

尾上恵治[オノウエケイジ]
1960年生まれ。世界遺産マスター第2期生。堂宮大工・一級建築士・一級土木施工管理技士・特殊建築物調査資格者・和歌山県文化財保護指導委員・金剛峯寺境内案内人。高野山にて各種文化財や金剛峯寺をはじめとする各塔頭寺院の保存・修理工事に携わる一方、世界遺産マスターとして、町石道等の保全作業やガイドおよび講演を行い、高野山の魅力を発信し続けている。1200年開創法会記念事業である伽藍中門再建工事では、高野霊木の調達から始まり、完成まで中心的役割を果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ハヤカワショボ夫

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「世界遺産マスター」で中門の再建した宮大工である著者が密教の聖地高野山の魅力を紹介する本。「紀伊山地の霊場と参詣堂」は世界遺産の中でも珍しく「道」が認定されしかも「平和の道」であります。この本は高野山の見どころが一つ一つ町石道に沿って紹介されています。壇上伽藍では宮大工として中門再建の体験談を高野山東側(空海入定以後築かれた)では歴史を交え三つの川を渡り最後奥の院へ誘います。高野山は「自然崇拝」だけでなく「命のつながり」という思想が根底にあり私もゆっくりと仏性を肌で感じ癒されたいと思いました。【図】★★☆2015/07/05

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