メッセンジャー―緑の森の使者

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メッセンジャー―緑の森の使者

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794809773
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

★ギヴァー4部作/第3弾!!今夏全米映画公開『The Giver』続編
原作1000万部(各国語翻訳含む)・不朽の名作『ギヴァー 記憶を注ぐ者』続編,待望の邦訳!
◎あらすじ…主人公は,第2弾『ギャザリング・ブルー』でも活躍したやんちゃ坊主・マティ(幼少時の名はマット)。15歳くらいに成長し,相互扶助の平和な〈村〉で暮らしています。夢は,伝言や使い走りの仕事を担う〈メッセンジャー〉になること。マティも,ジョナスやキラのように不思議な力をもっています。でも,彼自身はまだそれに気づきはじめたばかりです。
 あるとき,〈トレード〉と呼ばれる未知の風習がもちこまれ,〈村〉とその外に広がる〈森〉に不吉な変化が生じます。〈森〉をよく知るマティは,事態を打開するため旅に出ます。目的は,遠く離れて暮らす幼なじみのキラを〈村〉に連れてくること。しかしその前途には,想像を絶する困難が待ちうけていました。はたしてマティは,キラをぶじに連れ帰ることができるのでしょうか…?
◎読みどころ…何と言っても,『ギヴァー』の登場人物に再会できるのが最大の魅力です! そして前二作と同様,子どもの未来,平等,共生,「交換と犠牲」など,深いテーマを含んでいます。また,マティの成長をつうじて人生を深く考えさせる教養小説の要素も有しています。前二作と比べて,ファンタジー性とスリルが増しているところも大きな魅力です。
◎映画化速報!! 
映画『The Giver』(原作:小社刊『ギヴァー 記憶を注ぐ者』)は、8月全米公開予定(日本公開の詳細は未定)! 監督:フィリップ・ノイス/出演:ジェフ・ブリッジス,メリル・ストリープ,ブレントン・スウェイツ,テイラー・スウィフト  *詳しくは小社サイトをご参照下さい

【著者紹介】
1937年生まれ。『ふたりの星』(1989)と『ギヴァー 記憶を注ぐ者』(1993)で,世界的に名高い児童文学賞ニューベリー賞を2度受賞。2012年秋,みずから長い間「3部作」と呼んできた〈ギヴァー・シリーズ〉に,新たに大作『SON(息子)』(未邦訳・新評論近刊予定)を加え,世界を驚かせた。

内容説明

魔法の指をもつ少女・キラとの別れから6年。マティは、相互扶助の平和な“村”で幸せに暮らしていた。しかし、あるとき“村”が不気味に変わりはじめ、マティの運命は予想だにしない方向へと急旋回していく。第1作と第2作の登場人物が出会い、「力」が覚醒する…そのとき、世界は―?壮大な四部作の「転」をなす雄編!“ギヴァー四部作”待望の第三作。

著者等紹介

ローリー,ロイス[ローリー,ロイス] [Lowry,Lois]
アメリカの児童文学作家。1937年ハワイに生まれる。連合国陸軍の歯科医将校だった父について各地を転々とし、第二次世界大戦が終結してまもない1948~50年、11歳から13歳までの少女時代を東京で過ごす。1977年、夭逝した姉の思い出を題材とした処女作A Summer to Die(邦題『モリーのアルバム』)を発表、高く評価される。ナチス占領下のデンマークを舞台に少女の友情を描いたNumber the Stars(邦題『ふたりの星』)と、本作の前編である近未来小説The Giver(邦題『ギヴァー 記憶を注ぐ者』)で、世界的に名高い児童文学賞「ニューベリー賞」を受賞(1990年度と94年度)

島津やよい[シマズヤヨイ]
1969年生まれ。91年、早稲田大学第一文学部卒。人文・社会科学系出版社数社での勤務を経て、現在、翻訳・編集業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Rosemary*

56
三部作の最終作とは知らずに読みましたが、充分たのしめました。相互扶助をモットーとした平和な村に忍び寄る不吉な影。人間の飽くなき欲望と引き換えに失うものの大きさ。現代社会への警笛ともとれる。後半のハラハラドキドキ、平和な村への再起を祈りながらページをめくりました。あぁ、なんとも切なくやるせない気持ちでいっぱいです。なんと、完結作がでているようなので是非読みたい。2014/09/24

小夜風

33
【図書館】「ギヴァー」「ギャザリング・ブルー」に続く3冊目。このシリーズは最初3部作だったということは、ここで終わりだったんですよね。(まだ未邦訳ですが)4冊目が出ていて良かったです。これで続きがなかったら、納得出来なかったかも~。だって…あんまり可哀想過ぎて…(泣)…。一見理想郷のように見える平和な村…なのに、そこにも不穏な空気が流れてきて…。 本当の平和って何だろうって考えさせられます。SF苦手な自分でも楽しく読めました。2014/12/02

TCD NOK

30
四部作のうち三作目。障害を持ったり、迫害を受けてきた人々が集い穏やかに過ごせるコミュニティも、人が増えすぎ新たな軋轢が生まれてきた。一部の主人公ジョナスはそこの指導者として、二部の主人公で脚に障を持つ少女キラと行動を共にしていたマットがマティと名が変わり本作の主人公となった。コミュニティに住む人々の悪意の意志が、それまで恩恵を授けていた周辺の森に影響を及ぼし、森自身が人を襲うようになってしまった。キラをコミュニティに連れて行くために、マティは奮闘するが…。4部が早く読みたい。でも、四部だけ値段が高けえ!!2020/04/02

ruki5894

23
マティ…まさか、まさか。悲しすぎる。それにしても、人は歴史を繰り返すものなのね。争いも平和も。自由に人を受け入れる村には様々なものが入ってくる。それは決して良いものだけではないだろう。現在の移民問題もふっと頭をよぎる。4作目が待ち遠しい。2016/11/05

きなこ

18
なかなかハードな物語だった。四作目で謎は明かされるのだろうか。2017/05/17

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