震災復興と地域産業〈4〉まちの自立を支える「仮設商店街」

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794809513
  • NDC分類 602.12
  • Cコード C0060

内容説明

東日本大震災から二年半。被災地では、地域に所得をもたらす産業だけでなく、人びとの生活を支え、まちに賑わいをもたらす産業の復旧も依然として喫緊の課題であり続けている。本書では、被災地の一二の仮設商店街に焦点を当て、その取り組みと今後の課題に、人口減少・高齢化を特徴とする私たちの成熟社会の未来を読みとる。

目次

序章 震災復興と仮設商店街
第1部 被災地の中心的な商店街を形成(宮城県女川町―グラウンドに出現した「きぼうのかね商店街」と手づくり商店街「コンテナ村」―ガレキの中から発見された鐘をシンボルに復興を誓う;岩手県大槌町/浸水した小学校校庭に設置「福幸きらり商店街」―高齢化の課題から魅力ある商店街づくりへ;岩手県山田町/仮設商店街や自立型の商店が林立―地元スーパーが率先して商店街の設置に向かう;岩手県大船渡市/壊滅した中心市街地で再建へ「おおふなと夢商店街」―二度とシャッター通りには戻らない;宮城県石巻市/二つの仮設商店街「復興ふれあい商店街」「まちなか復興マルシェ」―復興商店街から考える「まちづくり」)
第2部 仮設住宅に寄り添う仮設商店街(岩手県釜石市/高台公園の仮設住宅に併置「平田パーク商店街」―仮設継続と本設移行の課題;岩手県陸前高田市/自然発生的に中心機能が集積「高田大隅つどいの丘商店街」―耕作放棄地に仮設のまちが出現;岩手県宮古市田老/高台仮設住宅に併設「たろちゃんハウス」―動き始めた区画整理事業と迫る本設店舗への決断の時期)
第3部 観光的要素の強い仮設商店街(宮城県南三陸町/観光拠点となった「南三陸さんさん商店街」―新たなまちづくりに向かう仮設商店街;宮城県気仙沼市/被災店舗の自立を支援「復興屋台村気仙沼横丁」―地元有志がプロデュースし、一般社団法人化)
第4部 原発避難区域の仮設商店街(福島県楢葉町/仮設住宅に寄り添う「くんちぇ広場」と「ふれあい広場」―原発避難区域町村最大の仮設商店街を形成;福島県飯館村/原発避難仮設住宅を支える直売所「なごみ」―「もりの駅」から直売所に;復興を支える「仮設商店街」)

著者等紹介

関満博[セキミツヒロ]
1948年富山県生まれ。1976年成城大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現在、明星大学経済学部教授、一橋大学名誉教授。博士(経済学)

松永桂子[マツナガケイコ]
1975年京都府生まれ。2005年大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得。現在、大阪市立大学大学院創造都市研究科准教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

6
現場取材で理論構築される研究手法。復興計画に、住み残る、住み戻る、住み来たるがある(44頁)。これは、復興まちづくりだけでなく、多くの地域振興、再生においても、人の問題であることには相違ない。大いに参考になる発想。仮設商店街でもみんな頑張っている。我々も頑張らなくては。2013/11/16

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