震災復興と地域産業〈2〉産業創造に向かう「釜石モデル」

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794809322
  • NDC分類 602.12
  • Cコード C0060

内容説明

日本近代製鉄業発祥の地、岩手県釜石。被災から二年、復興の課題に加えて、従前からの「人口減」という課題が重くのしかかっている。釜石の未来は、日本の未来を象徴しているようにもみえる。本書ではそのような視角に立ち、復興の現状、企業誘致・雇用の情勢、金融の課題、中小企業・生活産業・観光業の新たな取り組み、NPOとの連携、日米企業家交流など、釜石の再生への挑戦を「希望のモデル」として提示する。

目次

津波被災からの地域産業復興
第1部 釜石産業経済の被災と復興の輪郭(釜石の被災と復興―復興まちづくり基本計画策定担当者の報告;新日鐵と誘致企業;雇用情勢と課題―事業再開による雇用回復)
第2部 釜石の地域産業・中小企業の復興と課題(モノづくり中小企業の被災と復興―逞しく立ち上がる地元企業と進出企業;漁業、水産加工業の復活と課題―高加工度、高付加価値化を目指す;「仮設商店街」の展開―希望と安心のコミュニティ;観光業の被災と復興―震災後の創造的な活動のひろがり)
第3部 復興に向けた多様な取り組み(産業復興・地域創造とNPO―東北発・ソーシャルイノベーションの芽生え;復興に向けた金融の課題―地域独自の復興金融創設に向けて;釜石復興の三人のキーパーソン、アメリカを行く―『東日本復興のための日米企業家交流促進プロジェクト』)
釜石の新たな地域産業をつくる

著者等紹介

関満博[セキミツヒロ]
1948年富山県生まれ。1976年成城大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現在、明星大学経済学部教授、一橋大学名誉教授。博士(経済学)。岩手県東日本大震災津波からの復興に係わる専門委員。宮城県気仙沼市震災復興会議委員。福島県浪江町復興有識者会議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

4
被災者の方々に衰退のスパイラルを食い止め、顔を上げてもらうこと(28頁)。容易なことでないが、本書はその一助となっている。玄田有史教授の「希望学」でも取り上げた釜石市のケースが収録されている。松永桂子准教授の、仮設商店街(152頁~)は、人が集い、賑わいを取り戻す試みの紹介。建設現場にありそうな2階建てのプレハブ住宅から成る青葉公園商店街(156頁)。市民自らが造り出す創造的な場は、人びとを惹きつける場となっていく(188頁)。松永先生は中山間地域のご著書もあり、いつか読んでみたいと思う。震災復興=創造。2013/04/14

Humbaba

2
早く行動するということは、それだけできることを増やすということにつながる。そこにはたしかにリスクがあるが、周囲の環境から見て問題ないと思えば、思い切って進むことが大切である。最初につけたリードを後発の人間が追いつくのは、非常に難しいことである。2013/07/10

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