解体新書「捕鯨論争」

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解体新書「捕鯨論争」

  • 石井 敦【編著】
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 新評論(2011/05発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794808707
  • NDC分類 664.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報



石井 敦[イシイ アツシ]
著・文・その他/編集

内容説明

「賛成」「反対」はもうやめよう!捕鯨問題の本質から解決策までを独立の視点で探求した初めての論考。

目次

第1章 捕鯨問題の「見取り図」
第2章 捕鯨問題の国際政治史
第3章 「調査捕鯨」は本当に科学か?
第4章 マスメディア報道が伝える「捕鯨物語」
第5章 グリーンピースの実相―その経験論的評価と批判
第6章 日本の捕鯨外交を検証する

著者等紹介

石井敦[イシイアツシ]
東北大学東北アジア研究センター准教授。筑波大学大学院経営・政策科学研究科修士課程修了(経済学修士)、同大大学院社会工学研究科中途退学。国立環境研究所アシスタントフェローを経て、2004年10月より現職。専門は国際関係論・科学技術社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋 眉雄

11
反捕鯨派は個人であれ団体であれ、ある意味水産庁が調査捕鯨を続けるためのガソリンになってしまっているのが現状と言えそうです。その現状が今後、反捕鯨派対捕鯨推進派という単純な二極対立から反・調査捕鯨派、調査捕鯨推進派、沿岸捕鯨推進派、或いは反対派などのようにどんどんと細分化されていくだろうことを予感させる、非常に冷静な一冊だと思いました。2017/09/14

g_eiru

4
子供の頃はシーシェパードの船が日本の捕鯨船をどつく映像を見るなどしてナショナリズム的な義憤を覚えたりもしていたのですが、日本もまあ無茶苦茶やってるな、という感想 生態系の頂点にいる種を不用意に弄るべきでない、という本を読んだ後に読んだからかもしれませんが、日本の捕鯨に対する姿勢は無責任だと感じる2020/06/12

左手爆弾

4
情報量が多いので、重要な論旨のみをまとめる。①日本は国際会議の場で、ほとんど捕鯨問題の進展のための努力をはらっていない。②鯨は広大な領域を海遊するので、国際的な取り決めが必要不可欠。個体数についてのデータも重層的に読む必要がある。③鯨は小魚等と違って、資源の「弾力性」がない。獲りすぎると一気に絶滅に近づく恐れがある。④鯨を殺さず、それでいてよりいっそう科学的なデータをとることができるのに、あえて調査捕鯨にこだわる必要はない。⑤捕鯨賛成に見える人のほとんどは、実のところ「反反捕鯨」に過ぎない。2016/03/16

tama_lion

3
食文化論や害獣論のような手垢のついたプロパガンダ以外の日本語での捕鯨論考はほんと貴重。グリーンピースの内情のとこは内容的にも文体的にもちょっと浮いてたけど。結局、持続可能な形に生まれ変わらせる気概もないままオワコンをダラダラ延命させることに躍起になってて、ほんとの伝統ある地域での沿岸捕鯨はその割りを食ってるという醜態なんだよね。調査捕鯨の違法判決はざまあでした。2014/12/02

サメ社会学者Ricky

3
シーシェパードへの憤りをきっかけに学び始めた捕鯨問題だが、結果的には、環境やそれと人とのつながりの大切さを踏み躙り既得権益に取り憑かれている日本の政治家や官僚たちと戦わねばならないようだ。もちろん、本書に登場するグリーンピースのメンバーのように、環境保護主義者全員が知的な考えに基づいて行動しているとは信じ難いが、「捕鯨は日本の文化だ!」と何も知らずに叫ぶことも、「鯨は賢いから殺しちゃダメ!」と同じくらい愚かであると認識すべきだ。2014/06/21

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