地域産業の「現場」を行く誇りと希望と勇気の30話〈第4集〉「辺境」が「先端」に向かう

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地域産業の「現場」を行く誇りと希望と勇気の30話〈第4集〉「辺境」が「先端」に向かう

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794808592
  • NDC分類 332.9
  • Cコード C3033

出版社内容情報

★人びとが新たな可能性と資源に目覚め、前進しつつある「辺境」は今や時代の「先端」だ!その希望の内部に深く分け入る30話。

1960年代の後半にGDP世界第2位に躍り出て以来、急角度の経済成長を重ねてきた日本は、1990年頃を境に一気に輝きを失っていく。この間、日本のGDPのわずか10分の1とされていた中国は、奇跡的な発展を重ね、2010年には日本を追い越していく。明らかに、東アジアの重心は大きく変わってきた。歴史的な構図がそのようなところにあるならば、発展する中国、アジアとどのような関係を取り結んでいくのか、また、成熟化し、人口減少、高齢化に向かう日本国内のあり方をどのようにしていくのかが問われなくてはならない。 このようなことを意識しながら、この1年、日本の中山間地域と、中国の辺境というべき地域を歩き回ってきた。ものごとは「辺境」から生じるとされるが、そこではまさに、人びとが可能性に目覚め、新たな取り組みを重ねていた。第4集の30話は、大きく三つに分けて論じていく。一つは「地域の『可能性』を見つめる」。少し前の「20世紀型発展」の時代には後景に退いていた資源が、この時代、新たな光を放ちつつある。第2は「『中山間地域』の取り組み」に注目する。いま中山間地域において、新たな可能性に向けた取り組みが重ねられている。第3は「中国の『先端』と『辺境』のいま」に注目する。内側に大きな格差を含みながらも経済大国となってきた中国。「先端」はますます先鋭化し、そして、遅れているはずの「辺境」では、地域資源を見直した興味深い取り組みが進められている。 この第4集の副題を「『辺境』が『先端』に向かう」としたのは、採り上げるいずれの地域も「自立」と新たな「価値」の創造に向かい、次の時代の担い手として大きな一歩を踏み出している点に注目してのことである。(著者 関 満博)

内容説明

朝の人気ラジオ番組『ビジネス展望』での話題を詳説。地元の「農」「食」「モノづくり」の資源を再発見し、新たな価値に変える各地の果敢な取り組みに、不況を跳ね返す“地域の底力”を見た。

目次

1 地域の「可能性」を見つめる(新潟県上越市 五ヵ所の「朝市」が展開する―百年の歴史を重ねる市民の台所「上越朝市」;福岡県北九州市 三交代の工場の町のオアシス―「角打ち」が深く拡がる;岩手県釜石市 鉄の町の再生と水産資源への取り組み―リサイクルとキャビア「釜石エコタウン」 ほか)
2 「中山間地域」の取り組み(高知県馬路村 山間地に「独立王国」を形成―柚子をベースに三〇億円の事業に育てる「JA馬路村」;高知県大川村 村の命運をかけて取り組む―「はちきん地鶏」の産地化を目指して;長野県駒ヶ根市 旧村単位の営農組合の展開―「中沢営農組合」と「かっぱふれあいセンター」 ほか)
3 中国の「辺境」と「先端」のいま(広東省広州市 自動車タウンのいま―「花都汽車城」と日本企業の展開;広東省深〓(せん)市 高付加価値型への転換に向かう―「深〓(せん)テクノセンター」の取り組み
広東省深〓(せん)市 飛躍する民営中小企業―「電子部品、IT関連製品」で存在感を高める ほか)

著者等紹介

関満博[セキミツヒロ]
1948年富山県に生まれる。1976年、成城大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、一橋大学大学院商学研究科教授(経済学博士)。1970年代以降30年間にわたり、日本とアジアの地域の「現場」に分け入り、人びとの「誇りと希望と勇気」を丹念に見出す調査の旅を続けている。受賞。1984年第9回中小企業研究奨励賞特賞、1994年第34回エコノミスト賞、1997年第19回サントリー学芸賞、1998年第14回大平正芳記念賞特別賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

19
3・11前の3年前の本。本書のキーワード。中山間地域では、柚の独立王国、地鶏王国、集落営農組合と小さな加工、地区で地元の食・住をひきうける、村で乳業の事業化、農村で農家レストラン、住民の手で農産物直売所、 米穀業者と小規模農家の連携、三セクが木材で雇用創出、農林業と観光をミックス、無農薬野菜と露地飼い養鶏(0頁)。鹿屋市の鰻の加工(67頁~)。稀少な鰻に注目したところは見習いたい視点。岡谷市も鰻のまち。 また鹿屋市は棚田があり、黒豚生産もある、農水畜産業で成り立つ(73頁)。 2014/10/06

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